+ green wing +

飲食店や喫煙所などさまざまなブースが並ぶ大通2丁目会場に、写真の白いドームが設置されています。夜はイメージカラーの蒼い明かりが灯されるようです。


ドームの半分は休憩所になっていて、そのスペースには自由に出入りできますが、手湯と足湯を利用する場合は1回100円の料金がかかります。


カウンターで料金を払うと、利用券と一緒に温かい新製品の缶コーヒーとオリジナルのゆきまつりハンドタオルをいただきました。外が寒い日にはこの暖かいコーヒーが嬉しいです。


テント内には手湯と足湯がありますが、1枚の利用券でどちらか片方しか利用できません。
足湯の方が混んでいて待ち時間があったため、すぐ利用できる手湯にしました。
スタッフの方に利用券を渡し、手湯へ。
手湯は写真のような細長い浴槽が4つあり、1つに3-4人ほど浸かることができます。


手湯は1人10分まで利用可能。すぐに出る方もいましたが、少し熱めの温度設定が慣れると気持ち良く、しばらく浸かっていました。利用後は手がすべすべで、身体も温まっています。


その後いただいたコーヒーを飲んで一度ここを後にしましたが、ちょうど同じタイミングで温泉仲間がここに向かっていると分かったため、合流してもう一度立ち寄りました。

再び100円を払い、今度は足湯へ。写真の丸いのが足湯で、1度に利用できるのは4人までです。
利用時間は手湯より長い15分で、そのため常に待ち時間が発生する状況でした。
（利用時間が守られるよう、タイマーがセットされています）
この時は30分ほど待ってから、足湯を楽しみました。
なお、足湯の利用者用にはタオルが用意されていて安心です。


ドーム内には3か所に温泉分析書が掲示されており、洞爺湖温泉からの運び湯であることが分かりました。その平成27年3月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「洞爺湖温泉（洞爺5・6・9・12・13号、共同1・2・4・5・6号、KH-1混合泉)。
泉温50.3℃、湧出量は毎分1410リットル(混合)。
pH6.7、電気伝導率0.45S/m、溶存成分3.024g/kg、成分総計3.159g/kg。
泉質は含塩化土類-食塩泉です。

湯使いについてもきちんと掲示されていて、加水する場合あり・加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。運び湯ゆえ、これも仕方ないものと思います。
お湯は無色透明で、手湯では薬品臭がほとんどありませんが、足湯ではその臭いを感じました。
それでも、雪まつり見学の合間にホカホカと温まる場所があるだけでありがたいです。


入口では洞爺湖温泉の関係者の方がパンフなどを利用者に配布していました。

このBOSSと洞爺湖温泉のコラボは、雪まつり会場にあるため利用できるのは2月12日まで。
手湯＆足湯の利用時間は12:00から19:00までですが、時間内でも景品がなくなり次第クローズになるようです。この期間限定のイベント、100円の利用料でお土産までいただいてトータルでは十分満足できる施設だと思いました。



なお温泉ではありませんが（登別温泉か十勝川温泉の入浴剤を使用）、北海道庁旧本庁舎（赤れんが庁舎）前でも外国人観光客向けに期間限定の足湯が設置されています。
こちらは2月19日までということです。