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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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奥尻湯の浜温泉ホテル緑館

外観

北海道奥尻町。
奥尻島には現在2軒の温泉施設がありますが、そのうちの1軒です。
神威脇温泉保養所は20年以上前に何度も立ち寄っていましたが、こちらはずっと未湯でした。今回は日帰りで奥尻島の温泉に入浴してきました。

日帰り入浴は正午からですが、江差港出発のフェリーに乗り島でレンタカーを借りて走るとちょうど良い時間になりました。

足湯
駐車場に着いて車を降りると、まず先に目に入るのがこの足湯です。

足湯
かなり大きな足湯ですが、利用している人は誰もいません。
それでも、天気が良い日は日本海を見ながらの足湯を楽しむことができそうです。

脱衣場入口
早速、フロントで湯銭を払って中へ進みます。

脱衣場
脱衣場は木の棚にプラスチックの脱衣かご。
廊下から続く少し色あせた赤系の色のタイルカーペットに時間の流れを感じます。

内湯
内湯に入ると、少々コンパクトではありますが、緑館チェーンの浴室らしい佇まいに少し懐かしさを感じました。岩がふんだんに配置されている内湯となっています。

温泉浴槽
脱衣場から入るとちょうど岩の陰になっているのが、こちらの温泉浴槽です。
鶯色をしたお湯で、12-3人が入れそうな大きさです。
湯船の中ほどで温度は44.8℃。熱めの湯温になっていました。

オーバーフロー
湯船からオーバーフローしたお湯の通り道がたいへん見応えがあり、成分豊かなお湯であることが視覚からも伝わってきます。
なお、内湯には真湯の浴槽やサウナなどもありました。

露天風呂
露天風呂も岩風呂風です。浸かってしまうと景色は望めませんが、ドアを開けて露天に出た時の海を見下ろす景色と開放感は気持ちの良いものでした。
露天風呂は内湯よりぬるめで、7-8人が入れる広さです。

露天風呂のオーバーフロー
内湯と同じように、露天風呂もオーバーフローしたお湯が流れる部分が析出物で楽しい状態になっていました。

脱衣場に掲示されている平成26年1月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「神威脇温泉(1号井と2号井の混合)」。
泉温63.0℃、湧出量は毎分270リットル(混合)。
pH6.5、溶存物質11.96g/kg、成分総計12.35g/kg。
泉質は含塩化土類-食塩泉です。

湯使いについての表示は見当たりませんでしたが、保健所確認シールでは「該当なし」ということで、源泉をそのままかけ流しで使用しているものと思われます。
鶯色で湯船の底が見えない濁り湯で、金気臭あり。
露天風呂ではお湯の表面に成分の膜のようなものが張っていました。
内湯が熱いため露天風呂で過ごす時間の方が長かったのですが、濁り湯になっている分だけ同じ源泉を使う保養所より感触がマイルドで、ゆっくり入ることができました。

何度も奥尻島に行っていたのにずっと未湯でしたが、やっと入ることができて満足です。
入浴料は800円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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