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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

温泉旅館 錦和荘

外観

北海道札幌市。定山渓温泉の1軒です。
この建物は以前は企業の保養所でしたが、2018年1月に中国系の企業が運営する温泉旅館としてオープンしています。平日限定の「モニター宿泊ぷらん」(素泊まり)で宿泊してきました。


2階
靴を脱いで中へお邪魔すると、正面がフロントです。
チェックインして部屋のカギを渡され、客室がある2階へ向かいました。
まだ新しい館内ですが、保養所時代もこのような雰囲気だったのでしょうか。

部屋入口
楽しみにしつつ部屋に入ります。館内には洋室と和室があり、このプランでは部屋タイプは選べませんが、今回提供していただいたのは洋室でした。
部屋に入ると真っ先に目に入るのがお茶セットです。
電気ケトル、水入りポット、ティーバッグにグラス。冷蔵庫はありません。
この棚の裏側に洗面台があり、奥の扉はトイレです。

ベッドルーム
部屋の奥がベッドルームになっていて、シングルサイズのベッドが2つ並んでいました。
新しいだけあって、どちらの枕元にもコンセントがあり、助かります。
ベッドの横の扉はクローゼットになっていて、ここにタオルや浴衣が入っていました。

机
2つ並んだ机にテレビ。テレビは窓際のベッドの正面に位置します。

中国人向けガジェット
テレビの下に黒いガジェットがありましたが、電源を入れてみると中国語のみのメニューで映画・アニメ・音楽などいろいろなチャンネルがありました。他の部分では全く感じませんでしたが、これを見てさすが中国系の宿という印象を受けました。

1階
素泊まりプランということで夕食を温泉街で済ませてからチェックインした(温泉街の飲食店やコンビニまでは1キロほどの距離があります)ため、温泉が宿に入ってからの何よりの楽しみとなります。部屋に入ってすぐ、1階にある温泉へ向かいました。
入浴時間は深夜0時まで&朝5時から。夜の間もお湯は注がれているので入ることができます、という説明でしたが、時間は守りました。

脱衣場
脱衣場は木の棚に脱衣かご。
アメニティ類は部屋ではなく、脱衣場の洗面台に用意されています。

内湯
内風呂はシンプルな湯船1つの湯殿となっていました。
湯船は7-8人ほどが入れそうな大きさ。けいあい荘時代の浴室を知らないため変わったかどうか分かりませんが、この規模の宿のお風呂としては十分だと思います。
入浴時の温度は湯船の中ほどで39.3℃。湯口では45.1℃でした。

露天風呂
ドアを開けて階段を降りると露天風呂。
塀で囲まれていますが、広く感じる露天風呂です。

露天からの景観
湯船は内湯よりも大きく、10人ほど入れそうな大きさです。
湯船以外のエリアがかなり広く取られていて、湯船に浸かっていても塀の向こうに山が見えるので開放感は十分。そしてこちらも入浴時に39.4℃と温めになっていて、気がつけば長湯していました。

湯口
チェックアウトの際に見せていただいた平成21年2月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「定山渓温泉(50号・51号の混合)」。
泉温77.6℃(混合)、湧出量※(自然湧出)。
pH6.5、溶存成分3.387g/kg、成分総計3.527g/kg。
泉質は食塩泉です。

館内の見えるところに分析書・湯使いの表示はありませんでしたが、宿の方にお話をお聞きすると、湯使いは加水なし・加温なし・循環ろ過なし・殺菌なし。

かけ流される
源泉から施設内に送湯されてきた状態でも60℃以上あるそうで、加水してもおかしくない条件ではありますが、嬉しいことにそのままかけ流しで使用しているとのことです。
内湯はかなり湯量が絞られていましたが、露天は夜間のことを考えてでしょうか、湯量が比較的多く、浸かると湯船全体からお湯が溢れました。

朝の内湯
もちろん朝風呂も楽しみます。
朝の内湯は変わらず、絶妙な温度設定。湯船の底まできちんと見えますが、お湯にうっすら貝の出汁のような濁りがあります。メタケイ酸が171mg/kgと多いためでしょうか、浸かるとふわっと身体が包まれるような柔らかさがあり、しばらくするとキシキシ感が出てきました。
ぬるめでゆっくり浸かることができ、あがってからもほんのりポカポカが続きます。

朝の露天
露天は湯量の違いで前の晩よりも温度が上がっていましたが、結局朝も1時間ほど入浴。
予想以上に良い感覚のお湯でした。

日帰り入浴は行っておらず、宿泊のみとなっています。
利用したプランは素泊まり4500円。GW前までの期間限定ですが、1名利用でも予約でき、予約サイト内では定山渓の中で最安値でした。

定山渓では別の企業の保養所も5月に温泉宿としてオープンすることになっており、これから少しずつ温泉街が変わってゆく予感がします。

この記事へのコメント

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錦和荘良さげですね

北海道温泉ブログで検索したらこのブログに辿り着きました。
行ったことのない道内の温泉旅館やホテルの浴槽も載っていて面白いです。
最近は中国系企業が徐々に進出して温泉旅館のリニューアルオープンを手がけてきていますよね。洞爺湖にある洞爺温泉ホテル華美と云うお宿もそうですが内容は良かったのでお勧めです。
定山渓の錦和荘はこじんまりとしてそうですけど清潔感があって良さげですね。今度行ってみます。
  • from とまチョップ :
  • 2017/04/29 (14:41) :
  • Edit :
  • Res

Re:錦和荘良さげですね

>とまチョップさん
コメントありがとうございます。
錦和荘さん、周りは住宅街なので素泊まりだと少しだけ不便でしたが、温泉地にいるという感覚が全然なくてゆっくり過ごせました。
洞爺湖温泉の華美は冬の間に日帰り入浴に行っていまして、プロの仕事ぶりで浴室の掃除をされてる方としばらくお話しできました。あちらはトップが中国系のようですが、ホテルのスタッフは全員日本人だとお聞きしています。
道内ではニセコでも中国系の企業がまた進出してきていて、日本の温泉旅館(ホテル)が外国人にとっても魅力的な仕事になりどんどん進出されているというのは嬉しくもあり、複雑でもあり…でもそれでまた入れるお湯ができるのはありがたいですね〜。
  • from のん :
  • 2017/05/11 (17:17)

プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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