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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
北上荘
- 2018/01/25 (Thu)
- 温泉‥? |
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宿に到着して館内の案内をして頂きます。
宿泊した時はたまたま一番広い部屋しか空いていなかったということで、アップグレードしていただいたような気持ちになりました。基本的には商人宿で駐車場には工事関係者の車が並び、ほとんどの部屋が下宿のような状態で使われているように思いました。
1人では広すぎるくらいの部屋で、暖かく快適。
トイレ・洗面台・冷蔵庫は廊下にあって共用です。
昼食が遅かったため夕食は食べに行かず、近くのコンビニで飲み物などを購入して早速お風呂へ。「鉱泉風呂」の掲示がある脱衣場のドアを入ります。
浴室に入ると中央の浴槽にまず目が奪われました。
宿のHPに載っていた通りの琥珀色のお湯です。
入浴時間は夜は9時までとなっていますが、時間的に貸切状態で十分堪能しました。朝も入ることができますが、ほとんどの宿泊客が朝早く出かけるため朝風呂もまた貸切でした。
なお、浴槽内(壁際)にあるジェットは朝は止まっていました。
浴槽の壁には蛇口がいくつか並んでいますが、一番手前の蛇口から出るのは加温なしの源泉そのままと思われます。
洗面器に溜めると、源泉に含まれる気体の成分なのか、出した直後は真っ白に。
しばらくすると泡が消えて琥珀色に戻ります。
浴槽のお湯は加温あり・循環ろ過あり・殺菌ありですが、この蛇口から出る源泉からは弱い金気臭と微弱なモール臭を感じることができました。
この蛇口からの源泉と浴槽のお湯を使ってお風呂を楽しみましたが、仕事で来ておられるためか長風呂する人は他におらず、それがもったいなくも感じました。
温泉ではないということで分析書はありませんが、脱衣場にはこのような掲示が。
「道衛研よりヒドロ硫酸イオン(炭酸水素イオン)を多量に含む鉱泉であると通達された」とのこと。この書き方、もしかしたら実は温泉法上の温泉に該当するものかもしれないとも読むことができます。いずれにせよ、実際に浸かった感覚では温泉感たっぷり。
優しいお湯で、終始楽しい時間となりました。
湯量にも余裕があるのか、浴室の洗い場のお湯も加温した鉱泉のようですし、張り紙を見ると共用の洗面台から出るお湯も同様です。
朝食は1階の食堂で。食堂に行ったのは7時半前でしたが、テーブルに用意されている朝食セットは1つだけでした。7時前に沢山の方が館内を歩く音が聞こえていましたし、朝食に向かう時に外を見ると駐車場には車がほとんどありません。
朝食は恐らく私がこの日の最後だったのだろうと思います。
白飯、お味噌汁や納豆などのおかずはセルフで。
さらに、缶コーヒーかパックの飲み物も1人1本ついてきます。
缶やパックは仕事に向かう車の中でも飲めますので合理的。
ベーシックなメニューの内容ながら美味しくいただきましたし、以前にB専務がロケに来た時のことなど、女将さんとも少し話せる時間があったので楽しい時間になりました。
一般的な温泉宿ではないのですべての方にお勧めすることはできないと思いますが、こういうタイプの宿だと分かって宿泊したので肩身の狭い思いをすることはなく、逆に一般的な温泉宿にない独特の雰囲気を楽しむことができました。
宿を切り盛りしておられるお二人もお客さん慣れしているのが伝わる気さくな印象の方で、気持ちよく宿をあとにすることができました。
宿泊料は1人部屋・1泊朝食で4530円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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