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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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2016年を振り返って

今年もあっという間に1年が終わろうとしています。
毎年同じことを書いているような気がしますが、今年も入った温泉の半分も記事にすることができませんでした。それでも、個人的には今年も楽しい温泉ライフを送ることができ、充実の1年となりました。

今年も温泉を通じてたくさんの方との出会いがあり、楽しい時間を一緒に過ごすことができました。
お会いできた皆さまに心より感謝致します。

今年も、簡単に1年を振り返ってみたいと思います。

まずは今年浸かった北海道の温泉から。
























今年入った本州の温泉を。





手湯・足湯・野湯・など(北海道・本州)







今年は冬の間に本州へ行く機会が何度かあり、これまでで一番本州の温泉にも浸かることができた1年となりました。特に熱海市で巡った小さな宿や共同湯…福島屋旅館・山田湯・竜宮閣・しげむらなど、どれも印象に残るものでした。

温泉に関する資格は、さらに幾つか取得して合計7つに。

2月には熱海市で日本温泉地域学会の「温泉観光士」とNPO法人エイミックの「温シェルジェ」が同時に取得できる機会があり、そこで2つの資格を取得するとともに、石川理夫氏・「Dr.炭酸泉」前田先生・山村順次先生など日本を代表する講師の方にお会いすることができました。特に石川先生からはその後直接論文を送っていただくなどして、嬉しく思っています。


3月には東京の蒲田で「温泉入浴指導員」の講座を受講しました。この資格は温泉関連の中でも唯一国家資格に近い(関係省庁に名前が登録される)ものですが、温泉医科学研究所の早坂所長の講義や実践的な入浴指導の講座があり、楽しみつつも勉強になる2日間でした。


4月には北海道で3回目となる温泉ソムリエ認定講座に主催者スタッフとして参加。ステップアップセミナーとなる「温泉分析書マスター」ではスタッフ兼受講者となり、道内ではほとんど例のない特殊な場合の分析書の読み方などを知ることができました。


9月には今年できたばかりの「高齢者入浴アドバイザー」を取得。これはテキストを購入して、巻末にある設問に対し付属のハガキに回答を書いて返信するという、比較的気軽に挑戦できるものですが、北海道で最初の認定者となりました。

阿岸先生
甘露寺先生
12月には東京の蒲田で「温泉観光実践士」の講座にスタッフ兼受講者として参加。受講者が約250人という非常に大きな講座になり、講師は甘露寺泰雄先生や阿岸祐幸先生・温泉ソムリエ協会の遠間家元など非常に豪華でした。短い時間でしたが、スタッフとして阿岸先生と個人的にいろいろお話しできたことも嬉しい経験でした。なお、この講座を3回受講すると認定される「温泉観光管理士」に、道民として初めてなることができました。


同じく12月には埼玉は共栄大学での温泉ソムリエセミナーにスタッフとして参加。翌日のステップアップセミナーとなる「温泉ビューティ&ダイエットソムリエ」にも参加し、温泉と美容という別の面についても学んできました。

温泉についてもっと理解を深めたいという思いでこうした講座に参加していますが、いろいろな方のおかげでスタッフとして迎え入れていただき、さらには勝手に私の温泉学の師匠と思っていた石川先生・甘露寺先生・阿岸先生という日本の温泉界の3トップをはじめとする温泉研究の第一人者の先生と直接お話できる機会に恵まれ感謝です。温泉をきっかけに国内のいろいろな温泉地で活動する方やメディア関係で働く方と繋がることもでき、充実の時間でした。

それでも、温泉の本質に近づけたとはまだまだ感じられません。
例えば「還元系であることは温泉の良し悪しを判断する材料にはならないのに、還元系という言葉だけが独り歩きしている」と研究者は嘆いていますが、その深い理由までは分かりません。
理解が足りない部分ばかりで、これからも学びがいがあります。
既に2017年にも一つの資格を取得する予定でおり、この楽しみはまだまだ続きそうです。


またこうした繋がりのお蔭でさっぽろ村ラジオの番組に秋から準レギュラーとして月1回ほど出演、毎年恒例になっている講師としての機会もいただくことができました。
ぶらんとマガジンの「HO」でも声をかけていただき、温泉巡りを続けていて良かったと思えることが多い一年だったと思います。

温泉以外のことにも当てはまりますが、正しい知識を知ると温泉をより安全に、より一層楽しむことができます。しかしそうした知識は一般にそれほど浸透しておらず、「正しい温泉」といった偏った考え方を鵜呑みにしている方もまだいらっしゃるのが現状です。
少しづつでもその状況が改善されていったら良いと願っています。

道内で日帰り入浴できてまだ入っていない温泉も残り少なくなり、来年もこのペースで湯巡りできるかどうか微妙なところです。それでも、来年も良い温泉にたくさん出会うことができたら嬉しいです。
こちらを見に来て下さった皆さま、1年間ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください♪
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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