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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
富良野ラテール 万華の湯
- 2016/05/26 (Thu)
- 温泉紹介-空知 |
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券売機で湯銭を払い、受付に券を渡して2階へ向かいます。
大浴場は建物の二階にあり、同じフロアに休憩所兼レストランなどもありました。
脱衣場はほぼ100円リターンロッカーで、一部脱衣カゴとなります。
両方ある時は迷わず脱衣カゴを利用します。楽しみにしつつ浴室へ向かいました。
湯殿に入ると、その広さにまず驚きます。
フロアの各所に浴槽が配置され、洗い場は一番奥にありました。
洗い場から浴槽がほとんど見えない造りで、ゆっくりお湯に浸かれそうです。
温泉を使っているのは3つの浴槽で、そのうち一番広いのが内湯のぬる湯でした。
船のような形をしていて、15-20人ほど入れる大きさがあります。中ほどで39.7℃。
ぬる湯の奥に並んで隣には、あつ湯の浴槽があります。
こちらは5-6人が浸かれる広さで、温度は42.3℃でした。
左があつ湯・右がぬる湯ですが、湯色がだいぶ異なるのが興味深いです。
露天風呂に出ると、その広さと眺めの良さにまた驚きました。
立ち上がるとちょうど十勝岳連峰の山々が見えます。
こちらは12,3人が浸かれる広さで、40.4℃。
少し風がある日でしたが、その風も気持ちよく、露天風呂で長居してしまいました。
露天風呂の周囲に配される岩にはびっしりと析出物が付き、鶯茶の湯色とともに、目にも楽しい状態になっています。
脱衣場に掲示されている平成17年3月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名記載なし。
泉温41.8℃、湧出量空欄(動力揚湯)。※横の掲示物には毎分322リットルと表示あり
pH7.5、蒸発残留物5.498g/kg、成分総計5.630g/kg。
泉質は含塩化土類-食塩泉です。
湯使いは加水なし・加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。しかし、いずれの浴槽も循環ろ過と放流式の併用となっていて、お湯はオーバーフローしています。
あつ湯ではキシキシ感の方が強いのですが、他の浴槽ではキシキシした感じが薄く、もっと柔らかくてマイルドな浴感となっています。また、恐らく鉄と塩素が反応したと思われる湯の花のようなものがぬる湯と露天風呂で多く見られました。
いずれの浴槽もお湯からの薬品臭はほとんど感じず、快適に湯浴みできました。
こちらには温泉を使った浴槽以外にも、さまざまな種類のお風呂があります。
このスターダストスパは室内に照明がなく、天井には星のようにほのかな灯りがちりばめられ、プラネタリウムを見ながらお湯に浸かっているような感覚になる面白いお風呂です。
湯使いの情報と湯銭の料金で今まで後回しになっていましたが、広くて快適な湯殿と肌でも目でも楽しめるお湯で、もっと早く入りに来ればよかったと思う温泉でした。
入浴料は980円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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