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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
大江本家
- 2016/05/21 (Sat)
- 温泉紹介-網走 |
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施設自体はかなりの大きさがあり、部屋数は174室。ペットもOKです。
ホテルのロビーから奥へ進むと、脱衣場の前にも広いスペースがありました。
ここに飲料水があるので、入浴の前後に水分補強をすることができます。
脱衣場も施設の規模に応じた広さがあり、木の棚に脱衣カゴ。実は別の要件でお邪魔し、そのまま日帰り入浴を受け入れていない時間に特別にお湯をいただいたので、完全貸切です。
浴室は大変広く、湯船がたくさんあってどこから入るか迷うほどです。
迷いそうになったので、かけ湯した後で一番手前の湯船から浸かることにしました。
この浴室の中央にある湯船は20人ほど入れそうな大きなもので、42.6℃。
その奥にはうたせ湯が見えています。
その向かい側にある湯船は15人程度入れそうな大きさで、41.5℃。
奥に洗い場が並んでいるのが見えます。洗い場は20基あります。
上の2つの湯船の間を進むと、その正面奥に少し雰囲気が異なるスペースがあり、こちらは円形のジャグジーになっていました。
ジャグジーを正面に見て、右側には岩風呂風の浴槽があります。
こちらは8-10人ほど入れる大きさです。温度は39.2℃。
この岩風呂と上記のジャグジーの2つだけが循環ありの浴槽となっているようです。
ジャグジーを正面に見て左側、窓側にはL字型の湯船があります。
写真で分かる通り一部は寝湯になっていて、寝湯以外の部分で15人ほど入れそうでした。
入浴時の温度は42.3℃で、以上が内湯の構成となります。
一番大きな湯船が一番ぬるいかもしれないと予想していたのですが、予想に反して一番熱い湯船でした。循環していない湯船はいずれも熱めの印象です。
広い内湯から露天エリアに出ると、湯船が2つありました。
露天に入ってすぐ正面にある湯船は、10人ほど入れる広さで40.2℃。
奥の湯船は定員8-10人ほどで、42.1℃でした。
この露天風呂からのオーバーフローが、量が多くて印象的。
もったないくらいの量で、ずっと溢れ続けていました。
と、ここまで文字だけで湯殿の構成を書いてきたのですが、脱衣場には浴室の全体図とともに湯使いについての表示も掲示されています。
脱衣場に掲示されている平成20年11月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「温根湯温泉利用協同組合温泉(組合1・2・3号混合泉)」。
泉温53.7℃(混合)、湧出量※(動力揚湯)。
pH9.1、蒸発残留物0.336g/kg、成分総計0.426g/kg。
泉質は単純硫黄泉です。
前述の通り、ジャグジーと岩風呂を除く湯船はかけ流しで、淡い玉子臭が心地よいアルカリ性の硫黄泉です。ツルツルとした気持ちの良い肌触りのお湯で、掛け流される量が多く視覚的にも楽しめる露天風呂で長く浸かりました。
浴感の良さとともに、これだけ大きな施設を含めた数軒で十分に使える源泉量があることにも驚きです。思いがけずお湯をいただくことができて満足でしたが、時間を気にしながらの入浴だったため、今度はもっとゆっくり入りたいと思いました。
入浴料は700円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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