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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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ホテル雨宮館

外観

北海道函館市。湯の川温泉の1軒です。
朝早くから日帰り入浴の営業をしていて、早い時間に立ち寄りました。

ホテルの駐車場はゲートつきの有料駐車場となっていますが、駐車券を提示すれば入浴だけでは十分すぎるほどの時間が無料になりますので、安心して入ることができました。

脱衣場入口
券売機で湯銭を払い中へ進むと、休憩スペースの奥に脱衣場の入口。
使い込まれた感じが漂う脱衣場は、ステンレスの棚に白いプラスチックの脱衣かご。
期待しつつ、この先へ進みます。

メインの湯船
浴室に入るとすぐに洗い場があり、その先に湯船が並んでいます。
タイル張りの浴室ですが、湯船の周りは岩で囲まれた造りになっていました。
露天風呂はなく、ここがメインの湯船となっており、湯船の中で温度は41.8℃。
10人ほどが入れる大きさがあります。

なお、手前に縁の部分だけ写っている湯船は水風呂で、こちらは地下40メートルの井戸水をかけ流しで使用しているという掲示が脱衣場にありました。


メインの湯船の隣には、4-5人サイズの大きさの湯船があります。
こちらは隣からオーバーフローしたお湯を使っており、その分温度も低めで40.1℃でした。
ここは浅めなので、足を伸ばしてまったりするのにも丁度良い湯船でした。


メインの湯船の湯口は岩風呂の雰囲気の中で目立つ白いライオン。
ライオンの口から湯船の水面まで析出物がついており、独特の雰囲気を感じました。

脱衣場に掲示されている平成25年3月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「湯川温泉(湯川1丁目1号井・2号井源泉混合)」。
泉温66.0℃、湧出量は空欄。
pH6.7、蒸発残留物8.834g/kg、成分総計8.986g/kg。
泉質は食塩泉です。
泉質名には反映しませんが、陽イオンではマグネシウムイオンが約19%・カルシウムイオンが約14%含まれています。
湯使いは加温なし・加水あり・循環ろ過なし・殺菌なし。
かけ流しで使用されています。

注がれるお湯は無色透明で香りはほとんどありません。
浸かるとツルキシ感がありますが、キシキシの方が強いと思いました。
身体はじわじわと温まり、しばらくして汗が出てきます。
加水率などが関係しているのかもしれませんが、この直後に湯川3丁目源泉の宿に立ち寄ったところ、分析書上では陰イオンの2項目に多少の差があるだけでかなり似ているにも関わらず、浴感が大きく違う(3丁目源泉の方が強いキシキシ)ことに驚きました。

朝早くから銭湯料金より安い湯銭で日帰り入浴でき、かけ流しのお湯を楽しむことができました。宿泊料金も道南の温泉施設ではかなり安い方になりますので、湯巡り旅にも使える宿だと思います。
入浴料は400円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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