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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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支笏湖ユースホステル

三角屋根

北海道千歳市。支笏湖温泉の1軒です。
YH公式サイトではアナウンスされていないのですが、新聞社の取材記事でこちらでも立ち寄りできることを知りました。支笏湖温泉で日帰り入浴できる施設は少ないので早速足を運びました。

母屋
支笏湖ユースといえば赤い三角屋根が特徴ですが、入口はその後ろにある建物となっています。実は何度かこの前まで行きましたが、玄関に「今日の日帰り入浴はお休みします」との掲示がされていたので諦めていました。何度目かの挑戦で、やっと立ち寄り成功です。

廊下を進む
フロントで湯銭を払い、廊下を進みます。
玄関に沢山の長靴が並んでいて混んでいるかと思いましたが、立ち寄り時は建物の1室が現場事務所として使われており、そこにいらっしゃる方のようです。

脱衣場入口
廊下の奥に浴室への入口がありました。楽しみにしつつ中へ入ります。
浴室Aとありますが、この手前に浴室Bがあり、そちらが女湯になっています。

脱衣場
脱衣場は昭和の雰囲気のシンプルなもので、木の棚にプラスチックの脱衣かご。
お湯が流れる音がしていて、早く浴室に入りたくなりました。

夜10時まで
源泉は加温が必要な温度なため、入れる時間は限られているようです。

浴室
浴室に入ると、内湯1つの小さな湯殿が目に飛び込んできました。
茶色いグラデーションの壁が独特の雰囲気で、目を引きます。
湯船は4-5人が入れるほどの大きさがあります。

湯口
まだ湯船が満タンになっていませんが、そのことをお聞きして了解したうえでお湯を頂きました。湯口からはずっとお湯が出続けており、あがるころには湯船の8割ほどまでお湯が溜まっていました。もう少し入っていれば、かけ流しの湯船になっていたと思います。

脱衣場に掲示されている平成25年4月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「支笏湖温泉(第二号泉源)」。
泉温33.2℃、湧出量は毎分510リットル(動力揚湯)。
pH7.9、蒸発残留物3.705g/kg、成分総計5.364g/kg。
泉質は含食塩-重曹泉です。
湯使いは加水なし・加温あり・循環ろ過なし・殺菌なしとの表示。

いいお湯でした
湯船の中で温度は40.0℃。
写真では分かりにくいのですが、お湯には貝の澄まし汁のような白い濁りがあり、浸かっていると最初はヌルヌル感、そしてツルツル感へと変わってゆく感じです。少し口に含むと、塩味のある濃いめの重曹の味がしました。

入浴中は終始貸切状態。
支笏湖温泉では貴重な循環ろ過なしのお湯を、1人でゆっくり楽しむことができました。

支笏湖温泉は日帰り入浴できても時間が限られていたり、昼食と入浴のセットのみであったりと、気軽に温泉に入りに行く温泉地ではない印象です。そのおかげで静かな大人の温泉地というイメージもありますが、そんな中でひっそりと日帰り入浴を受け入れてくださるこちらは貴重な存在だと思います。

入浴料は500円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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