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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
冨内生きがいセンター 富久寿荘
- 2016/03/07 (Mon)
- 温泉紹介-日高 |
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玄関に入ってすぐの受付で湯銭を払い、中へお邪魔します。
入ってすぐに休憩スペースがありますが、それを横目に奥へ。
そのまま廊下を進むと浴室の案内板がありますが、この公共施設らしい無機質さに何とも言えない味を感じます。左が女湯、右が男湯です。
コンパクトな脱衣場は、木の棚にプラスチックの脱衣かご。
小さな脱衣場ながら洗面台とドライヤーがあり、機能的にはこれで十分です。
浴室も脱衣場同様、内湯1つの小さなものです。洗い場は3か所。
浴槽は2-3人入ればいっぱいになってしまうほどの大きさです。
無色透明の循環湯で、浴槽の中に湯口がありました。
今は使われていない、真鍮製と思われる龍の湯口が素敵です。
ずっとこれを見ながら、浴槽に浸かっていました。
館内には昭和61年6月の分析書別表のみ掲示されていて、源泉名は空欄、泉質は単純硫黄冷鉱泉。「アルカリ性低張性冷鉱泉」と書かれていますので、pHが8.5-10.0の間だということは分かります。
また、別の掲示物を見ると源泉温度は9.8℃のようです。
湯使いは加温あり、循環ろ過あり、殺菌あり。
しかし、お湯からは塩素系の薬品臭はほとんど感じませんでした。
浴槽に降りる階段の横に蛇口があり、ひねると非常に冷たい水が出てきます。一緒に入った常連さんのお話では、ここから出てくるのは源泉とのこと。
1人になってから源泉をしばらく出し続けると、ごくわずかながらタマゴ臭を感じました。かなり冷たいので手だけを浸しましたが、その後手がツルツルしていていました。
建物自体は昭和の香りがしますが、浴室はリニューアルされているようで、綺麗に保たれており清潔感は十分。しばらく貸切状態でお湯に浸かることができました。
地元の方のための共同湯のような存在で、静かな温泉でした。
あがってから聞こえてきた地元の方同士の会話にほっこりして、ここを後にしました。
入浴料は300円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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