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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
民宿500マイル
- 2016/02/20 (Sat)
- 温泉紹介-胆振 |
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日帰りでも前もって予約が必要なため、前日に予約してお邪魔しました。
女将さんに湯銭を払い、お風呂の場所を説明していただきます。
お風呂の入り口は3箇所。手前2箇所が内湯のみ・奥1箇所が露天のみで、いずれも入口のドアを施錠して貸切で利用することができます。
お話ではやはり露天が人気とのことで、先に入ることにしました。
こちらが露天風呂の脱衣場です。廊下に脱衣カゴを並べたシンプルなスペースです。
脱衣場を抜けると、初めてながら見覚えのある風景が目に飛び込んできました。
湯船の手前はちょっとした休憩スペース。夏はここで休むのも気持ちよさそうです。
この露天風呂は3-4人が入れる大きさで、温度は40.0℃。
湯船の中にはタイルカーペットが敷き詰めてあります。珍しいお湯の中での感覚に最初は驚きましたが、きれいに保たれているのですぐに落ち着きました。
注がれるお湯の量はこの大きさの湯船にしては多く、常にかけ流されたお湯が静かに溢れては流れていました。その様子を見ているだけでも幸せな気分になります。
嬉しいことに露天がぬるめでしたので、お湯の感触と目の前に広がる海を楽しみながら、時間いっぱいまで湯船の中でのんびりとしていました。
なお、基本的に露天風呂は1組1時間までの利用です。
さて、たっぷり露天風呂でお湯を楽しんで少々疲れ気味ではありましたが、せっかく来たので内湯の方にもお邪魔しました。
3つ並んでいるうち一番手前のドアを入ります。
洗面台などもあり、3箇所の中で一番広い脱衣場となっています。
明るくて大きな窓が印象的な湯殿です。
こちらの湯船は3-4人が入れる大きさで、湯船の中で41.1℃。
お湯は蛇口からホースで湯船の中へ。湯口では44.0℃ありました。
湯船の中に台のようなものがあるので、それに座って浸かります。
露天で十分すぎるほど身体が温まっていましたし、浴室内が熱気でムンムンでしたので、窓を開けて涼みながらの湯あみです。それでもあっという間に汗だくになりました。
真ん中の浴室は結局入らずに、見学だけで終わってしまいました。
こちらは手前よりもコンパクトな脱衣場です。
こちらは黒いタイルが印象的で小さな窓のこぢんまりした雰囲気。
中に入ると手前の浴室よりもさらに強い熱気に迎えられました。湯船は大人2人が入れるくらいの大きさで、1人で静かに入るにはちょうど良い大きさです。
廊下に掲示されている平成20年6月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「柏透湯温泉」。
泉温46.6℃、湧出量は毎分300リットル(動力揚湯)。
pH8.4、蒸発残留物1.023g/kg、成分総計1.113g/kg。
泉質は含食塩-硫黄泉です。
湯使いの表示はありませんが、そのお湯をそのままかけ流しで使っているようです。
柏透湯という源泉名にテンションが上がりつつ浸かりましたが、ほのかなお湯の香りが心地よいほぼ無色透明のお湯で、ツルスベの感覚が気持ち良い良泉です。
露天風呂ではたっぷりの泡付きがみられ、さらにツルツル。
実際に浸かってみて、露天風呂が人気の理由がよく分かりました。
日帰り入浴は要予約で1家族2000円。部屋を使う場合は別料金です。
実は、この日帰り入浴から2ヶ月後に本州の温泉仲間とここで宿泊することに。
人数が多かったので、広間での食事となりました。
お酒類の持ち込みは自由で、女将さん自ら向かいのコンビニで買っておいでと言ってくれるおおらかさ。美味しいお料理でお腹いっぱいになり、楽しい時間となりました。
宿泊した日は私たちだけの貸切状態でしたが、宴会用に一部屋用意していただくなど融通を利かせてくださり、遅くまで盛り上がりました。
朝食も同じ会場で。
夕食の量が多かったため朝になってもお腹が空かず、全部食べられるかどうか不安になるほどでしたが、サービス精神旺盛な女将さんがずっと見守っていてお残しは許されない雰囲気。
むしろどんどんお代わりをすすめられ、何とか無事に完食しました。
もちろんお湯の良さは変わらず、宿泊してもコストパフォーマンスに優れた民宿だということを実感しました。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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