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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
ふとみ銘泉 万葉の湯
- 2015/07/14 (Tue)
- 温泉紹介-石狩 |
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北海道当別町。
太美温泉として営業を始めたのは50年ほど前になりますが、今の形で万葉の湯のグループとしてオープンしたのは2002年。宿泊も可能な、長時間滞在型の温泉施設です。
10年ほど前に一度立ち寄っていますが、今回久しぶりに再訪しました。
フロントで湯銭を払うと、ロッカーのカギとタオル・館内着のセットが渡されます。
それを手に、大浴場のある4階へ向かいます。
4階の脱衣場にはロッカーが並んでいます。自分の番号のロッカーを見つけたら、早速内湯へ。久しぶりのお湯なので、楽しみにしつつ向かいました。
こちらが内湯です。
中央には泡風呂、奥にメインの湯船があります。メインの湯船は20-30人は優に入れる広さで、向かって左側は一部ジェットバスとなっていました。
内湯には他にサウナ・水風呂・アカスリコーナーがあります。
湯船と洗い場が十分離れているので、一層のんびりできる感じがしました。
湯船の端は湯口だったものと思われる造形になっていますが、お湯はここから出ていません。このすぐ下の湯船の中にお湯が出ている場所があります。
また、その湯口のそばには稼働している吸込口。ジェットバス用の設備でしょうか。
外に出ると、露天のエリアも広々としています。
浴槽の向こうには打たせ湯だったと思われる跡が残っていますが、現在は稼働しておらず、テラスのようになっています。
露天風呂の先には、当別町ののどかな田園風景が広がっています。
さすが石狩平野、見える風景が平らでした。
脱衣場に掲示されている平成24年2月の分析書によりますと、こちらの温泉(412-003)は源泉名「太美温泉(万葉の湯)」。
泉温25.6℃、湧出量は毎分507リットル(動力揚湯)。
pH8.1、蒸発残留物1.902g/kg、成分総計1.254g/kg。
泉質は含重曹-食塩泉です。
また、腐植質が2.0mg/kg含まれており、モール温泉とも言えるでしょう。
モール臭はほとんどありませんでしたが、コーヒー色のお湯で、浸かるとツルツル感があります。そんなに熱めのお湯ではありませんが、しっかり汗が出て身体も十分温まりました。
湯使いは内湯は加水なし・加温あり・循環ろ過なし・殺菌なし。以前に立ち寄った時は全ての浴槽で循環ろ過・殺菌していましたが、数年前から内湯の湯使いが変わったそうで、当然薬品臭もなく快適に浸かることができました。
露天風呂は循環ろ過あり・殺菌ありで塩素がしっかり仕事をしている印象で、ほとんど内湯でゆっくり浸かっていました。
お風呂からあがった後は、館内着に着替えて2階へ。レストランで食事です。
写真は魚介系の風味がするつけ麺で美味しく頂きました。
他にも庶民的な価格帯のメニューが並んでいます。
施設的に一度の入浴で終わらず、入浴・食事、また入浴と何時間か滞在して時間を過ごす方が多いと思いますが、そんな方が利用しやすい設定になっていると思いました。何より施設のメインである温泉が良い方に変化していたというのが好印象。再訪して良かったです。
入浴料は1000円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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