+ green wing +

小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

湯ごもりの宿アダージョ・本館

本館

北海道倶知安町。
ニセコ湯本温泉で、静かな住宅地の中にある宿です。
今回は素泊まりで本館に宿泊しました。

受付は新館で
宿泊は本館ですが、受付や食事はすべて新館で行います。
チェックインしたあと、スタッフの方が本館のお部屋まで案内してくださいました。

ロビー
本館に入ると、すぐにパブリックスペースがあります。
ゆったり座れるソファーの他、漫画の単行本がいっぱい。
懐かしいタイトルのものもあって、思わず手に取りました^^;

飲料
ロビーの一角ではお茶などが自由に飲めるようになっています。
お部屋には冷蔵庫がありませんが、1階にも2階にも共用の冷蔵庫が設置してあり、マジックで名前を書いて使用できるようになっていました。

和室
早速お部屋へ。今回は和室を選び、案内されたのは1階「しらかば」です。
一人旅には広すぎるくらいのお部屋で、入って驚きました。

備品は、テレビとDVDデッキ。DVDは新館で借りることができます。
窓際にあるカゴの中にはタオルと浴衣。布団は自分で敷きます。
温泉宿の和室の雰囲気と、親戚の家に泊まったような雰囲気が入り混じる感じでした。

お部屋
部屋の照明はリモコン付き。布団の中からでも操作できて便利です。

露天風呂入口
さて、早速お風呂に向かいましょう。
共用の洗面所を通過して奥へ進むと、1階の脱衣場があります。

貸切利用
浴室を利用する時は、ドアにかかっている札を裏返します。
温泉は夜通し、常に貸切で利用することができます。

1階脱衣場
小さな脱衣場に入ると、脱衣カゴが床置きで2つ。
ドアが2枚ありますが、左のドアから先に開けました。

内湯
こちらは内湯となっていて、ほぼ1人用と言っていい大きさの湯船です。

湯口
湯口からのお湯は控えめな量に絞られており、湯船の中で温度は39.5℃。
いつまでも入っていたい感じでしたが…最初に入った時はもう片方のドアの先が気になったので、そこそこの時間で切り上げて一旦あがりました。
でも、翌朝はここで一番のんびり浸かりました。

階段を降りる
一旦脱衣場に戻り、右のドアを開けると階段があります。
涼しい空気の中、階段を降りてみました。

露天風呂
降りた先には岩風呂の露天風呂があり、こちらは4-5人ほど入れそうな大きさです。
湯口は湯船の中にあり、温度は少し熱めの42.0℃。
夜も朝も霧に包まれていたため景色は楽しめませんでしたが、虫もほとんどおらず気持ちよく浸かることができました。1人でも独占して楽しめるというのがさらに嬉しいです。

2階展望風呂
さて、1階の脱衣場を出て建物の2階に向かうと、こちらにも浴室があります。
こちらには「展望風呂」の表示がありました。早速入ってみましょう。

2階脱衣場
1階より広く、棚として使われている収納や洗面台があり、脱衣場として設計された造りになっていました。複数人数で内湯に入浴するなら、こちらの2階の方が余裕があります。

2階内湯
こちらが2階展望風呂の浴室です。
カランは1つですが、洗い場も1階の内湯より広く使い勝手も良さそうでした。

良い湯色です
1階の内湯と同じように浴室の角に湯船がありますが、こちらは2-3人ほど入れる大きさです。湯船の中で温度は42.5℃ありました。

本館の脱衣場に掲示されている平成16年11月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「湯元温泉(アダージョ)」。
泉温48.8℃、湧出量は毎分62リットル(自然湧出)。
pH3.6、ラドン0.224マッヘ単位/kg。
蒸発残留物0.170g/kg、成分総計0.165g/kg。
泉質は単純硫黄泉(硫化水素型)です。

この分析書だけを見ると独自源泉のように思えるのですが、新館のフロントに掲示されている分析書には、源泉名は「湯元温泉(大湯沼)」・湧出量は「引湯量」に項目が変わっており「62ℓ/min(大湯沼より引湯)」と記載されています。
日付も分析機関も成分の数値も全く一緒なのですが、2通りの記載の仕方の分析書が存在するというのが興味深かったです。

湯使いの表記はありませんが、お湯はそのままかけ流しで使用しています。
チェックインの際に車を降りた時に、この周辺が大湯沼のお湯の香りに包まれているのを感じましたが、こちらのお湯も翌日までしっかり身体に香りが残るニセコ大湯沼独特の硫化水素臭です。泥の堆積はありませんが、細かな粒子が舞うグレーの温泉で、久しぶりの感触を楽しみました。

夜もいいお湯でした
本館は施錠の時間がないので、時間を気にせずに温泉に浸かることができます。
この日はチェックインのあと近くに住む温泉仲間と晩ご飯を食べ、他の温泉に立ち寄ってから宿に戻りました。戻ってきて一休みしている間に結構遅い時間になってしまいましたが、それでものんびりできて非常にありがたかったです。
朝起きてからもしっかり3つの湯船を楽しみましたが、夜の静寂の中で浸かる露天風呂も、朝霧に包まれた露天風呂も、いずれも素晴らしい雰囲気でした。

周囲に飲食店などはありませんが、ニセコエリア全体の中でもリーズナブルな料金で、誰にも気兼ねすることなくのんびりできる宿でした。
宿泊料は素泊まりで4060円(入湯税込)。日帰り入浴はありません。

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
+ お知らせ +
※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。

ブログ内検索

最新コメント

[04/29 とまチョップ]
[11/24 日本一小さい市]
[10/22 くまごろう]
[06/28 いわ]
[06/24 ぴかリン]


+ リンク用バナー + リンク用バナー

カレンダー

11 2017/12 01
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カウンター

Copyright ©  -- + green wing + --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS /  /