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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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洞爺グリーンホテル

外観

北海道洞爺湖町。
洞爺湖温泉のメインストリートに面する小さなホテルです。
日帰り入浴できないことと、「北海道温泉大図鑑(小野寺淳子著)」に「一般的な大浴場はなく各部屋のバスタブに直接源泉を送っている」という情報が載っていて、以前から気になっていた宿でした。楽しみにしつつ宿泊しました。


1階のカウンターで記帳した後、お部屋に案内していただきました。
2階のメインストリート沿いのお部屋に通されました。

部屋
一人旅でしたが、ツインのお部屋です。
どちらも布団が縦に半分畳んであり、どちらを使っても良い様子でしたが、手前のベッドは枕の真上にクローゼットがあるため、窓際の方を使うことにしました。

浴衣など
2つのベッドの間には机と椅子があり、机の上にはお茶セットなど、椅子の上にはタオルや浴衣などが置いてあります。

冷蔵庫
反対側の壁には空の冷蔵庫とテレビ。冷蔵庫はチェックイン時には電源が入っていません。
テレビは、ベッドに入ってもちょうど良く見られる位置です。
冷蔵庫の横にタオルかけなどもありました。
ユニットバスの方には歯ブラシなど、通常ホテルのお部屋に備わっているものが一通り揃っています。ということで、お部屋をぐるっと見て一息ついた後、タオルを手に早速温泉に浸かることにしました。

階段を降りる
お部屋に案内される時にお聞きしましたが、こちらの宿には大浴場があります。
表示に沿って廊下を進み、奥の階段を降りるようです。

脱衣場入口
降りたところに脱衣場の入口がありました。
こぢんまりした雰囲気がここから既に感じられ、期待感が高まります。

脱衣場
木の棚に脱衣カゴの、小さな脱衣場です。
ベンチやドライヤー備え付けの洗面台など、スペースを有効に使っている印象です。
新しい分析書が掲示してありましたので、興味深く読んでから浴室に入りました。

浴室
浴室に入ると、真っ先にお湯がかけ流される湯船が見えて嬉しくなりました。
洗い場は4つ。シャンプーなども備え付けられています。

湯船
湯船は縦に2つ並んでいますが、お湯が張ってあるのは片方だけです。
2-3人でいっぱいになりそうな大きさの湯船で、時間的に考えてこの日の一番風呂かと思いますが、湯船の中で44℃近くありとても熱いお湯でした。
それでも、組合が配湯しているそのままのお湯に浸かることができて、非常に満足です。

湯口
湯口から出るお湯の量は、客が調整可能。加水も可能です。
湯口から出るお湯の温度は47.0℃でした。
大浴場は「10時くらいまで」というお話でしたので10時にあがれる時間にもう一回入ったのですが、その時には源泉は止められていて湯船のお湯も40℃を切るくらいにぬるくなっていました。源泉を多めに出しながら浸かりましたが、チェックイン後すぐに一番風呂に入ってよかったとその時に思いました^^;

なお、北海道温泉大図鑑が発行される前からこの浴室はあったようです。お部屋のユニットバスのカランからは真湯しか出ず、温泉を溜めることはできませんでした。

脱衣場に掲示されている平成27年3月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「洞爺湖温泉(洞爺5・6・9・12・13号、共同1・2・4・5・6号、KH-1混合泉)。
泉温50.3℃、湧出量は毎分1410リットル(混合)。
pH6.7、蒸発残留物2.915g/kg、成分総計3.159g/kg。
泉質は食塩泉です。
泉質名には反映されなくなってしまいましたが、以前の泉質名になっていた硫酸イオンは約13%・炭酸水素イオンも約17%含まれています。

こちらの宿では、この配湯されたお湯をそのまま掛け流しで利用しています。
キシキシ感があるウグイス色の濁り湯で、すぐに汗が出るお湯でした。
一番風呂でいただいた溜めたばかりのお湯は格別でした。

レストラン
朝食は1階のレストランで。時間内であれば自由に食べることができます。

朝食
声をかけると、お味噌汁を温めて出してくださいました。
卵焼きやタラコ、漬物系が並ぶこちらからおかずを取って食べるスタイルです。
納豆、卵、味付け海苔などもあり。
このおかずが入っている白いケースが懐かしかったです(笑)

朝食
飲み物も数種類あります。奥のカウンターにはコーヒーもありました。
お腹いっぱい朝食をいただきました。

洞爺湖温泉で宿泊するのは初めてでしたが、リーズナブルな価格設定とかけ流しの温泉がある静かな宿で、チェックインの後も自由にさせていただき、気楽な感じで過ごすことができる宿でした。
駐車場を見る限り仕事で宿泊している方が多いのかなと思いましたが、一人旅の個人客でも十分のんびり過ごせました。また、予約を入れた翌日に予約内容の変更をしましたが、快く変更に応じてくださったのも好印象です。

宿泊料は、1泊2食6800円・1泊朝食5500円・素泊まり4600円です。
日帰り入浴はできません。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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