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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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ホテル湖南荘

外観

北海道大空町(旧女満別町)。
女満別温泉の一軒で、全27室のホテルです。今回は日帰り入浴でお邪魔しました。

脱衣場入口
フロントで湯銭を払い、中へお邪魔します。

脱衣場
脱衣場に入りました。昭和の香りがするシンプルな脱衣場です。
立ち寄り前のお昼の時間に団体さんがいたような感じでしたので、温泉に何人か入っているかもしれないと思いましたが・・・私1人のようで安心しました。
脱衣場の掲示物を見て、浴室へ入ります。

浴室
脱衣場から浴室に入ると、すぐ右に浴槽。
10人ほど入れそうな内湯が1つです。浴槽内で41.1℃。

洗い場
入って左側は洗い場になっていました。

湯口
こちらは加温した循環湯の湯口です。
浴槽の反対側にもコの字型に浴槽の中に入っている湯口があり、そちらからは源泉が出ているようです。

掲示されている平成20年6月の分析書によりますと、こちらの温泉(137-002)は源泉名「女満別温泉(樺の黒湯)」。
泉温22.7℃、湧出量※(自噴)。
pH7.5、蒸発残留物0.276g/kg、成分総計0.375g/kg。
泉質は冷鉱泉となっています。

手元の古い資料によると湖南荘の源泉について、『女満別町巴沢のパナクシュベツ川の近くに水温の高い湧水があり、この近くで昭和40年に旅館業者によって深度50mのボーリングが行われた。その結果、25℃の温泉が190リットル/min自噴した。現在、網走湖の最南端にある湖畔のホテルでは、この温泉を約2.5km引湯し加温して浴用に利用している』と書かれています。
この古い源泉(137-004)は既に使用されておらず、現在は昭和55年に現在地付近で深度300mのボーリングによって湧出している源泉を使用しているようです。

樺の黒湯
「樺の黒湯」と呼ばれるこの温泉は湯船の底が見えないほど透明度の低い黒いお湯で、成分的には重曹泉となります。
湯使いは加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。浴槽の中に座ったら、ちょうど吸い込み口の上に座ってしまい少し驚きました(笑)
それでも入浴時は薬品臭を感じず、柔らかさとツルツル感があり、想像していたよりもずっと良い印象のお湯です。
結局私の後に1人来ただけで、ほぼ貸切状態。お陰でじっくり楽しむことができました。

入浴料は300円(16時以降400円)です。
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この記事へのコメント

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変わらないですね!

昔宿泊しました。
近場なのでなかなか入りに行きませんでした。
友人を誘ってまた行ってみよう!
  • from 志保 :
  • 2014/04/12 (19:42) :
  • Edit :
  • Res

Re:変わらないですね!

>志保さん
コメントありがとうございます~♪ 私もそうなんですが、あまり近くにあると逆に行かないものなんですよね^^;
多分施設的には以前から変わっていないんでしょうけど、手前の山水さんよりも空いていてのんびり入れると思いますので、ぜひ♪
  • from のん :
  • 2014/04/13 (01:18)

プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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