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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
「温泉批評」(双葉社スーパームック)
- 2013/10/22 (Tue)
- 温泉本・雑誌 |
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2013年10月17日に双葉社から発行された、温泉一色の“温泉論評誌"。価格は880円です。
驚くべきことに約140ページの誌面には出版元である双葉社の本以外の広告は一切なく、その広告もごく僅か。
ほとんど活字びっしりで読みごたえ十分の1冊でした。
誌面の1/3以上を使った特集は「混浴温泉は絶滅するのか?」。温泉学の著書で知られる石川氏による日本と欧米での混浴温泉の歴史から、現代の日本と欧米の混浴事情、混浴温泉が激減している背景にあるもの、混浴の温泉を持つ宿へのインタビューなど、内容は多岐にわたります。
特集に続くのは様々なコラムやインタビューの記事。
以前ここでも取り上げた「温泉失格」の著者・飯塚氏による温泉情報誌の裏話や、モンゴルの温泉事情を記した松田教授のコラム、温泉分析の権威である甘露寺氏へのインタビューから、内外製薬のケロリン桶の話まで、こちらも内容豊富。
個人的には、モンゴルがアジアで唯一温泉療法に健康保険が適用される国であること、そして甘露寺氏へのインタビューの中にちりばめられている「温泉の効能」(分析書の「効能」とは別物)に関する話がとても興味深く思いました。
「北海道の温泉」の本ではありませんので、載っているのは本州の温泉がほとんどですが、最初のページを開いて真っ先に目に入る写真は、北海道の・・非常によく見慣れた温泉の湯船でした。
それだけでも少し嬉しくなりました(笑)
さらっと読めるガイドとは違い、読みながら頭を使う1冊。
お腹一杯になりました。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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