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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

北海道いい旅研究室14 book1

北海道いい旅研究室14-1
舘浦あざらし責任編集。
2013年10月18日に発行、690円です。

前号からの時間が短いためか書かれている情報は比較的新しいものです。ただお友達紹介本であるのは変わりなく、今号で深く印象に残るような記事はありませんでした。

舘浦氏は脱一匹狼へ路線変更したようですが、その影響は誌面に十分表れていると思います。落ち着いた内容になった一方で、これまでのアクの強い論調を楽しみにしていた読者の方は物足りないと感じるかもしれません。
どこまで路線変更してゆくのか興味深いですが、いい旅はあくまで旅の本ということなので、当ブログで取り上げるのはこれで最後にしたいと思います。

考え方や伝え方は人それぞれで自由なのでこういう誌面もありなのかもしれませんが、大人の旅というのは普段の生活を離れ、日常接しているのとは異なる文化・歴史・自然・料理などに触れて自分を深めてゆくもの、もしくは日常の疲れから自分を開放するものだと思っています。
また、温泉はどんな立場の人も一度それを服と一緒に脱ぎ、皆裸で同じ湯に浸かって心と身体を自然の力を借りて癒やすものだと思います。

そんな「大人の旅の本」だと自称する読み物の中に、中途半端な政治批判や原発批判を混ぜるのはは場違いに思えてなりません。その種の考えを書きたいのなら、きちんとそれが書ける場所を別に設けるのがふさわしいのではないかと思います。

他者に迎合せずどんな意見も聞かないうえに読者には完全な迎合を求める筆者ですから、そういう書き方は今後も変わらないのでしょうけど、個人的には旅の本なら旅の本として、そこは混同しないでほしいと感じているところです。



「ホンモノの温泉」という言葉で売れた手前、その間違いを今更認めるのは難しいんでしょうけど・・・彼の「ホンモノの温泉」という概念そのものが、限られた温泉知識によるちょっと間違った考え方だってこと、温泉学を学べば誰でも分かるはずです。

彼はある意味では功績と言えるものを残しましたが、「ホンモノの温泉」という言葉がどれほどの人を温泉に対して盲目にさせ、真実から目を背けさせてきたか・・・。こんなになる前にもう少し温泉について学べばよかったのに、そうせずにいる編集者の罪過は小さくないと思う次第です。

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のん
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男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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