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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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晩成温泉

外観

北海道大樹町。
今回が初めての立ち寄りとなります。
最近指定管理者問題などで話題になったこともあり、どうなっているのか気にしつつ中へ入りました。
脱衣場入口
フロントで湯銭を払い、建物の奥へ進んでゆくと、脱衣場があります。早速中へ入りましょう。
脱衣場と浴室の間にはドアがなく、浴室から独特の香りがしてきて、期待を持たせてくれます。

内湯
こちらが浴室、主浴槽です。
15-20人ほど入れそうな比較的大きなもので、中央に湯口。
約42℃のウーロン茶‥というよりイソジン色のお湯です。

あつ湯
そしてこちらが、2-3人ほどしか入れなさそうな、小さな浴槽です。
こちらが主浴槽に比べて少し熱め。
約43℃ほどでした。

あつ湯の湯口
そのあつ湯の方の湯口がこちら。
湯口の周りについている成分が良い感じです。
循環していますが塩素臭はほとんどなく、この浴槽が空いている時間が多かったので、ずっとここに入っていました。
浴室には他に真湯のジェットバス等もあります。

ベランダから
露天風呂はありませんが、浴室から外に出るとベランダになっており、その先には海が見えています。
お湯に浸かっては外に出て体を冷やしまた浸かり…と繰り返しながら、1時間以上入っていました。

掲示されている平成17年7月の分析書によれば、こちらの温泉は源泉名「晩成温泉」(259-004)。
泉温18.0℃、湧出量は毎分310リットル。
pH7.8、蒸発残留物9.600g/kg、成分総計10.75g/kg。
泉質は食塩泉です。
湯使いは加温あり・循環ろ過あり・塩素殺菌あり。
ただ、塩素臭はかなり弱く、それ以上にパーマ液に似ているような、なんとも独特の香りがします。
お湯の中では多少のツルツル感がありますが、あがると食塩泉らしく肌がべたつく感じがしていました。
よく暖まり、たくさん汗が出るお湯でした。

新聞記事
さて、ここは先日指定管理者が突然に撤退し一時的に町が運営していましたが、2012年5月25日付の十勝毎日新聞によると、新たな指定管理者が決まったとの事。
今後、露天風呂の設置やサウナの増築、町内の送迎など様々な事業計画を検討しており、町ぐるみで活性化させていきたいとの内容の記事が載っていました。
今後の展開を楽しみにしたいと思います。

浴室から海を臨む
十勝では珍しく海を見ながら入れる温泉、ゆっくり楽しむことができました。

入浴料は500円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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