+ green wing +

湯銭を払って中へ入ります。

脱衣場の手前に休憩スペース。


そして脱衣場です。
この佇まいは5年前と変わらない様子でした。
初めてこちらにお邪魔した時、湯上りに元山牧場牛乳を買って飲みましたが、その牛乳は現在も販売されており、それも懐かしく思いました。


脱衣場は木製の棚のシンプルなものです。
久しぶりなので楽しみにしつつ、早速浴室へ入りました。


こちらが浴室です。
脱衣所から中に入ると、出てすぐ右にはサウナ。
そして洗い場が並んでいます。洗い場は9箇所。
左の手前に小さめの水風呂があり、並んで長方形の湯船です。


湯船は12-3人くらい入れそうな大きさで、温度は42.5℃。
底まで見える、笹濁りのお湯です。


しかし、湯船よりもまず目に入ったのは、かけ流されているお湯の量の多さでした。ほぼ湯船全体から、洗い場に向かってかなり広い範囲で途切れることなく溢れていて、これを見ているだけで嬉しくなってきます^^
これだけの湯量があれば、安心して入る事ができます。


こちらが岩を配した湯口です。
当然ながら湯口からの湯量も多く、計算はできませんでしたが、本物のかけ流しに近い量かと感じました。


こちらが露天風呂です。
壁に囲まれた湯船で、10人ほど入れそうな湯船が1つ。
こちらの湯船は41.1℃で内湯よりぬるめです。
壁際の湯船の淵に廃湯口があり、そこからお湯が溢れています。

掲示されている平成17年12月の分析書によりますと、こちらのお湯（467-013）は源泉名「和の湯」。
泉温44.5℃、湧出量は毎分270ﾘｯﾄﾙ(聴取・動力揚湯)。
pH7.5、蒸発残留物16.64g/kg、成分総計16.68g/kg。
泉質は強食塩泉です。
そのお湯を、手を加えずかけ流しで使っています。

お湯は緑色で金気臭があり、口に含むとかなり塩辛い味。
柔らかくも肌触りはキシキシした感じがしました。
内湯と露天風呂を交互に行き来していましたが、あっという間に汗が出始め、あがってからもしばらく身体の中から熱を感じるような、まさに熱の湯と言える浴感です。
露天の湯口で44.1℃。源泉温度とほとんど変わりませんので、お湯の鮮度も高いと言えると思いました。

最初に立ち寄ったときは「なかなかお客さんが来ない」と受付のご婦人が言っていたのですが、現在はかなりの混みっぷりで、その理由も分かる気がしました。
一番風呂で良いお湯をいただく事ができ、嬉しく思いました。

入浴料は420円です。