+ green wing +

フロントで湯銭を支払い、中へ入ります。
フロントの方は相変わらず気さくでした（笑）

この日は祝日でしたが、時間が早かったためか空いていて、一時貸切状態に。初めてここで湯殿を独占しました。

大きなガラスの向こうに緑が美しい、広く明るい浴室です。
こちらは「2号泉」と「3号泉」の2本の源泉を所有しており、混合せずそれぞれを別の湯船で使用しています。


大浴槽のお湯は「3号泉」をかけ流しで使用。
湯船の一部がバイブラバスで、20人以上は入れそうな大きさ。
暗褐色のお湯で、湯口で43.4℃、湯船の中で41.2℃。


湯船からお湯が溢れていました。


そして、小浴槽のお湯は「2号泉」を使用。
10人ほど入れる大きさの湯船です。


窓から差し込む光で、黄色いお湯が大変鮮やかに見えます。
この色が本当にきれいで、つい目を奪われてしまいました。
こちらは湯船の中に湯口があり、中央部分で36.5℃。


小浴槽からもかなりのお湯が溢れています。
2つの湯船の間にある排水溝では、両方の湯船から溢れるお湯で渦ができる程の量がありました。


カランも温泉で、タマゴ臭が心地よかったです。

掲示されている平成20年12月の分析書によりますと、大浴槽のお湯（242-049）は源泉名「丸美ヶ丘温泉3号泉」。
泉温47.9℃、湧出量記載なし（動力揚湯）。
pH8.7、蒸発残留物0.466g/kg、成分総計0.612g/kg。
泉質はアルカリ性単純温泉です。
さらに腐植質が3.5mg/kg含まれるモール温泉です。
加水しているようですが、加温なし・循環ろ過なし・殺菌なし。
湯口ではタマゴ臭があり、柔らかいお湯でした。

そして、掲示されている平成20年12月の分析書によりますと、小浴槽のお湯（242-050）は源泉名「丸美ヶ丘温泉2号泉」。
泉温37.4℃、湧出量記載なし（動力揚湯）。
pH8.2、蒸発残留物0.561g/kg、成分総計0.797g/kg。
泉質は単純温泉です。
こちらも腐植質が1.0mg/kg含まれるモール温泉。
加温・加水・循環ろ過・殺菌いずれもなし。かけ流しです。
湯船に浸かれば全身に泡つきがあり、その肌触りが非常に気持ちよいお湯です。
ちょうど脈拍・血圧・呼吸に殆ど影響を与えない不感温浴の温度で、長い時間浸かって楽しむことができます。


主に2号泉の方に浸かっていましたが、2つの湯船を行ったり来たりしている間に、ポタポタと汗が滴ってきました。
広々とした湯殿、2つの特徴あるかけ流しのモール温泉、窓の外の緑など、いずれも心地よく楽しい時間となりました。

入浴料は400円です。