+ green wing +

受付で湯銭を払い、早速中へ。
営業終了の1時間前でしたが、2名の先客もすぐにあがってしまい、私一人の貸切状態になりました。

外観こそ若干の変化はありますが、浴室内の雰囲気はほとんど変わっていません。

こちらが以前に立ち寄った時の写真、


そして、こちらが今回の写真です。
小さな浴室ですが、一人で入っているとずいぶん気分が良かったです(笑)

脱衣所に簡単な分析書があり、それによれば泉温49℃、毎分100リットル、pH8.5以上の、カルシウムを含む食塩泉です。
湯使いについては、加水あり・加温あり・塩素剤使用。
写真を見る限りお湯の色はあまり変化がないように思いますが、薄い濁り湯で、薬品臭を感じるお湯でした。
温度は体感で43-44℃ほどだと思います。
温度が高めなのもあるのでしょう、体が暖まるお湯でした。


循環はしていませんが、訪問時は先客が何人か入った直後でしたし、湯量が限られているためにオーバーフローはしていませんでした^^;
以前は常にオーバーフローしていましたが・・。
湯口には控え目に成分が付着しています。

さて・・以前にふるっぷ温泉に関する記事を載せました。
その記事を載せた時期に別の資料を見て、揚湯量の減少が深刻であることを知りました。
それは仁木温泉に関する仁木町の広報誌(pdf)です。
それによれば、掘削時に毎分100リットルあったふるっぷ温泉の湯量は、数年前の時点でわずか毎分7リットルしかありません。
ポンプを新たに取り替えるのも新たに掘削するのも、現状では無理でしょう。
町が営業終了の方向で決定したのも仕方のないことなのだろうと思います。

改めて受付の方にお聞きしたところ、「来年の3月いっぱいで閉鎖する」というお返事が返ってきました。
残念ですが、私は今回の立ち寄りで入り納めになるかもしれません。

入浴料は200円です。