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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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山辺の家族

外観

北海道美瑛町。白金温泉の1軒です。
「ほしの灯家」時代には何度か立ち寄ったことがありますが、山辺の家族になってからは初めての立ち寄りとなります。

脱衣場入口
受付で湯銭を払い、さっそく中へお邪魔します。前回来たのがもう7-8年前のことなのでお風呂以外の場所はほとんど記憶になく、新鮮な気持ちで入りました。

脱衣場
脱衣場は木の棚にプラスチックの脱衣カゴ。比較的コンパクトながら宿の規模にあった大きさで、必要なものは揃っている印象です。
久しぶりのお湯を楽しみにしつつ、早速湯殿へ向かいました。

浴室
浴室に入ると懐かしい光景が広がりました。苗色に見えるお湯がとても綺麗です。
内湯に湯船は大小2つあります。
メインの湯船は7-8人が入れる大きさで、温度は湯船の中ほどで41.4℃でした。

湯船は2つ
「山辺の家族」になった当初、この宿はアトピー性皮膚炎に悩む方のための施設で、湯殿には幾つかのバスタブが並べられ、カーテンで仕切って1人ずつ入れるようになっていました。
脱衣場も1人ずつに仕切って着替えることができたようですが、現在はほしの灯家時代の状態に戻っており、天井に残ったカーテンレールに当時の名残を見ることができます。

ぬる湯
さて、メインの湯船の隣には小さな湯船がありました。
1人用の大きさで、温度は40.1℃と温め。足は伸ばせませんが、囲まれ感を楽しみながらゆっくり入れる温度になっています。

内湯の湯口
鮮やかな色のお湯に加えて、ここでは湯口の様子も目で楽しむことができます。
お湯は樋を流れ2箇所に分かれてメインの湯船に注がれていますが、そのどちらにも成分が堆積し、小さいながらも見応えのある状態になっていました。

露天風呂
露天風呂の風景も以前と変わらず、中央に大きな石が配されて2つのエリアに仕切られたような状態になっています。
手前の方で41.0℃、湯口に近い奥の方ではもう少し温度が高くなっていました。
岩が意外に大きいため、入れるのは3-4人といったところでしょう。

露天の湯口
露天風呂の湯口も内湯の湯口と似たような状態になっています。
湯口の温度は46.9℃でした。

脱衣場に掲示されている平成23年6月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「白金温泉(白金18号井)」。以前とは使用している源泉が変わっています。
泉温56.3℃、湧出量※(動力揚湯)。
pH6.7、蒸発残留物3.875g/kg、成分総計4.184g/kg。
泉質は含塩化土類-芒硝泉です。

湯使いの表示はありませんが、源泉をそのままかけ流しで使用しているようです。
ギリギリで泉質名に反映されませんが、カルシウムイオンが陽イオンの19.73%含まれており、浸かるとキシッとした浴感、あがってからは肌がしっとりするような感覚でした。

ちょうど私以外に湯客がおらず、独占して入るにはちょうど良いサイズ感で気持ちのよい内湯で、湯口を見たり身体を伸ばしたりしながらずっと入っていました。
久しぶりの湯殿をたっぷり満喫できて、満足の湯浴みとなりました。

入浴料は600円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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