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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
月美の宿 紅葉音
- 2016/01/11 (Mon)
- 温泉紹介-後志 |
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湯銭を払い、中へ。
ちせの湯時代はもっとシンプルな施設だったように思いますが、落ち着いた和の雰囲気で目を引く造りになっていました。
湯銭を払って奥へ進みます。
脱衣場は木の棚に脱衣かご。
コンパクトながら必要なものは十分揃っている印象です。
内湯に入ると、建物の中と統一感のあるウッディな空間になっていました。
洗い場は1箇所づつ仕切られています。
内湯の湯船は7-8人が入れそうな大きさで、湯船の中で温度は40.0℃。
ゆっくり入れる温度になっていました。
こちらがちせの湯時代の内湯で、タイル張りの湯殿でした。
今回入ったのとは反対側の浴室になりますが、湯船の形は同じ。
現在の木が敷き詰められた床の間から昔のタイルの床が見えていて、どのようにリニューアルしたのかが分かり、懐かしくもありました。
外の階段を降りると露天風呂エリアです。
フロントで「今日は露天風呂の温度が低い」と事前に言われていましたが、それでも露天風呂には入っておきたくて向かいました。
瓢箪を半分にしたような形の湯船です。
ちせの湯時代の露天風呂は湯船を囲うものはなく、細い湯船の中央部分が男女繋がっている混浴で、湯船の底には泥が積もっていました。
現在も湯船そのものは一緒ですが、中央部分は壁で男女別に分けられており、湯船の底には泥が全くありません。イメージはだいぶ変わっているように感じます。
浸かってみると確かにぬるく、温度は31.7℃でした。
そのため少しだけ入って内湯に戻り、内湯でずっと過ごしました。
分析書は別表しか掲示されていませんでしたが、その平成20年11月の分析書によると源泉名は「雪秩父(硫黄泉)」と書かれており、雪秩父にあるものと全く同じもののようです。
雪秩父で掲示されている分析書では、源泉名「湯本温泉(雪秩父〈硫黄泉〉)。
泉温56.8℃、湧出量※。
pH3.9、蒸発残留物0.153g/kg、成分総計0.557g/kg。
泉質は単純硫黄泉(硫化水素型)です。
そのお湯をそのままかけ流しで使用しています。
ずっと内湯に浸かっていましたが、ゆっくり入っていると次第に汗が出てきて血行が良くなるのを実感できました。次の日まで肌に残る硫化水素臭も心地よく、大湯沼の恵みを全身で受け取っているような気持ちになりました。
1時間ほどいましたが、終始貸切状態で本当にのんびり。
ちせの湯時代の名残も感じながら、静かに楽しめた温泉でした。
入浴料は800円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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