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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
ふとみ銘泉 万葉の湯・家族風呂
- 2015/10/16 (Fri)
- 温泉家族風呂 |
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当日に電話で状況を聞いて連絡してからの立ち寄りです。家族風呂は空いていれば予約がなくても利用できるようですが、確実に入るなら電話で予約しておいた方が無難でしょう。
フロントで家族風呂の予約をした旨を伝えると、大浴場のロッカーの鍵と一緒に家族風呂の部屋の鍵と札を渡されました。これを手に5階へ向かいます。
建物の5階は客室があるフロアとなっていますが、その並びに家族風呂が2部屋あります。
利用時は1号室の「万葉」に案内されました。
ドアの横に入浴中の札をかけ、中から鍵をかけます。
用意されている脱衣カゴは2つ。脱衣場の広さも2名利用で丁度良い感じです。
洗面台にはアメニティがびっしり。希望すればフロントでタオル類と館内着も貸りられますので、手ぶらで来ても不自由することはありません。
早速浴室に入ると…大きな樽のような浴槽が待っていました。
ガラス戸の向こうには小さな楓の木が植えられていて和の雰囲気を作っていますが、このドアは開閉可能。開けたところにすのこが敷いてあり、暑い時には外気で涼むことができます。
浴室に入ってすぐのところは石のタイルになっていますが、浴槽とその周りは全て木製。
浴槽の手触りも優しく、浸かっていても落ち着く湯殿でした。
大人が足を伸ばして浸かることができる大きさですが、複数人数で入る場合は丸い形の浴槽だとどうしても全員が足を伸ばして入るのが難しくなります。足を自然にたたんで大人が3人ほど入れる広さです。
湯口からはこの大きさの浴槽には十分すぎるほどの量が注がれています。
湯口の両側にある箱のようなものはどちらも切り欠きになっていて、オーバーフローしたお湯がこの両側から流れ落ちていました。
脱衣場に掲示されている平成24年2月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「太美温泉(万葉の湯)」。
泉温25.6℃、湧出量は毎分507リットル(動力揚湯)。
pH8.1、蒸発残留物1.092g/kg、成分総計1.254g/kg。
泉質は含重曹-食塩泉です。
腐植質は2.0mg/kg含まれていて、モール温泉でもあります。
表示されている湯使いは加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。とはいえ以前に大浴場の露天風呂で感じたような薬品臭は全くなく、非常に快適に浸かることができました。
浴槽内の温度は40.3℃とぬるめでじっくり入れる温度になっています。
家族風呂では熱くて涼む場所もなく長く入っていられない経験を時折するので、この温度設定は有難かったです。長めに浸かって身体をゆっくり温めることができました。
ツルツル感も感じる柔らかいお湯でした。
利用できるのは1時間ですが、10分前までずっとお湯に浸かってしっかり楽しみました。家族風呂まで利用すると結構な金額になってしまいますが、札幌近郊の温泉でゆっくり貸切で浸かれる温泉は多くはありませんので、貴重な施設だと思います。
家族風呂の料金は、入館料+1430円(税別)です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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