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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
アートイン極寒芸術伝染装置
- 2015/04/07 (Tue)
- 温泉紹介-釧路 |
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日帰り入浴の受付は、足湯がある川湯園地向かいの「ふしぎや」さんで行っています。
そちらで湯銭を払うと、そのまま建物の中まで案内して下さいました。
お店の営業中でしたが、非常に助かりました。
玄関に入ってすぐ目に入るのが、こちらのロビーです。「泊まれる美術館」と謳っているこの施設の象徴的な空間と言えるようなスペースで、目を引きます。あがってからしばらくここでまったりしていました。
お風呂は長い廊下の先、建物の地下部分にあります。
こちらが脱衣場の入口です。
脱衣場は左右にありますが男女別ではなく、どちらかあいている方に入る形になります。この時は私一人でしたのでどちらに入っても良いと言われましたが、向かって左側の方がオススメということで、そちらにお邪魔しました。
その前に右側の脱衣場を覗いてみると、壁に絵が描かれた脱衣場になっていました。
右側の湯殿は内湯1つで、カランは2つ。ラルゴ時代そのままの姿です。
湯船は3-4人が入れそうな大きさ。静かにお湯が溢れていました。
そしてすぐに左側の脱衣場へ。こちらの壁に絵はなく、落ち着いた雰囲気です。
そしてドアが2つ。これは楽しみです。
まず手前のドアを開けると、反対側とほぼ同じ造りの浴室がありました。
湯船の大きさも一緒だと思われます。
どちらの浴室の壁にも2×4で枠のようなものが設置されていますので、この湯殿の壁もいずれ芸術作品の一つになるのだろうと想像しました。
早速湯船に浸かろうと思いましたが、予想以上に熱くてびっくり。
温度を測ると、湯船の中で45.0℃あります。
お湯はかけ流しで使われています。
脱衣場にあるもう1つのドアの向こうには露天風呂がありました。
まだ木の香りが十分に残っていて、新しさを感じます。露天風呂を造っているという話は聞いていましたが、その後の情報を知らなかったため、嬉しい驚きでした。
出てすぐ右側にある湯船が、館内で一番大きな湯船となります。
4-5人ほど入れる大きさで、湯船の中には湯の花がいっぱい。
この湯船も足を入れると結構熱く感じたのですが、温度を測ると44.3℃。
湯口での温度は47.6℃でした。湯口からの湯量がかなり多く、熱いのも納得です。
長湯は禁物ですが、この温度に慣れると気持ち良くて、結局ここに一番長くいました。
ふと露天風呂の反対側を見ると、もう一つの湯船があります。
こちらは3-4人が入れる大きさで、温度は39.2℃。
湯量がぬるめで囲まれ感がある湯船で、こちらも湯の花たっぷりです。
熱い隣の湯船と比べると、こちらの方が少し青白くて興味深いです。
こちらの源泉(160-101)については館内に分析書がありません。
手元の古いデータでは泉温40.0℃・湧出量毎分60リットル(自噴)・pH2.0・溶存成分3.387g/kgとなっていますが、ネット上で見る旧ラルゴの分析書とはだいぶ内容に差があるように感じます。
泉質は含食塩-酸性明礬緑ばん泉のようです。
お湯はすべての湯船でそのままかけ流しで使われており、舐めると酸味と塩味、次の日でもしっかり肌に残る硫化水素臭があり、力を感じるお湯です。汗もよく出ます。
あがってからしばらく館内で過ごした後、施錠してふしぎやさんに戻り鍵を返却。
スタッフの方もフレンドリーな対応で、気持ちよくお話しできました。
入浴料は500円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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