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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

にしき温泉

外観

北海道函館市。
市民の生活に温泉がしっかり根付いている印象の函館ですが、こちらも曜日に関わらず早朝も昼間でも非常に混んでいます。
立ち寄るのは3度目ですが、やっと記事にできました。

脱衣場
券売機で湯銭を払い、中へ。
ロッカーが並ぶ広い脱衣場です。建物は一度改装されていますが、このロッカーはコイン不要の古い銭湯などでよく見る差し込み式の鍵で、昔の名残が嬉しく感じられました。

内風呂にはジェットバスや薬湯風呂などが並びますが、こちらのメインは温泉の「露天風呂」でしょう。
湯船
露天風呂といっても室内で、湯船の上は明るい天窓になっており、外気の影響は感じません。15人ほど入れる大きな檜風呂で、温度は湯船の中ほどで42.8℃。
しっとりとした柔らかいお湯で、弱いツルツル感とキシキシ感があります。良く温まるお湯で、それほど長い時間入っていたわけではありませんでしたが、十分汗が出ました。

湯口
湯船の角に湯口があります。湯口の温度は47.0℃。
湯口の底が茶色くなっていますが、注がれるお湯は無色透明で、香りもほとんど感じませんでした。

飲泉
湯口の近くには控えめな飲泉場があります。
こちらから少しお湯をいただいて飲みましたが、塩化土類泉でよく経験する、塩辛さと苦味が混ざるなんとも言えない味がします。そして、その味の中に弱いながらもピリピリと炭酸が感じられました。
分析書では遊離二酸化炭素が322.2mg/kg含まれていることになっていますが、高温泉で炭酸を感じるお湯にあまり触れたことがなかったので、とても印象的でした。

脱衣場に掲示されている昭和62年9月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「にしき温泉」。
泉温62.2℃、湧出量は毎分600リットル(動力揚湯)。
pH6.5、蒸発残留物8.331g/kg、成分総計8.973g/kg。
泉質は含塩化土類-食塩泉です。

保健所確認シールは「該当なし」ですが、湯口近くの湯船の中にお湯の吹出し口が、湯船の反対側に吸込み口がありました。大きな湯船なので、温度を一定にするための設備なのかもしれません。

実は手元の資料によれば、こちらが温泉を最初に掘削したのは昭和52年で、泉温26.6℃・「全固形物量が170mg/lで非常に低濃度の単純温泉である」と書かれています。別のデータでもこの源泉(486-008)を使用していることになっています。
内容が合致していませんが、分析書上も資料でも源泉の住所は同じですので、そこで掘削しなおした可能性も考えられます。

そんな話はさておき、訪問時はほとんどの方が2か所あるサウナに入っていたために、温泉浴槽に入っている方が意外に少なく、混んでいるはずなのにほとんどの時間で湯船を独占できました。
浸かっても飲んでも良い温泉で十分満足でした。

入浴料は400円です。

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プロフィール

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のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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