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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

北湯沢湯のさと館

外観

北海道伊達市(旧大滝村)。
大滝村村民の共同浴場となっていたこちらは、伊達市民や他の市町村の人でも入れる施設となっています。以前から場所は知っていましたが、今回初めて立ち寄りました。

記帳
中に入るとすぐに記帳コーナーがあります。
正の字を書くだけの簡単なものですが、「大滝区民」「伊達市民」「市外」の3つの区分になっており、この区分を見て私も安心してお邪魔することができました。

脱衣場入口
記帳して中へ入るとすぐ脱衣場の入口があります。

脱衣場
余計なものが全くない、シンプルで時の流れを感じる脱衣場で、これが共同浴場の雰囲気を醸し出しています。
分析書なども見ずに、急いで浴室へ向かいました。

浴室
洗い場は4か所、湯船1つの小さな湯殿です。
この日の一番風呂で湯殿には誰もおらず、しばらくこの佇まいを見て堪能しました。

湯船
湯船は3-4人が入れるほどの小さなものです。
使い込まれていますが、清潔感は十分。

湯口
左が温泉の湯口、右が加水用の蛇口です。
湯口にはカルシウムと思われるお湯の成分が付着していて、温度は71.5℃もあります。温泉の湯量は変えることができず、水が常時出ていても一番風呂の状態では50℃を超えていて入ることができませんでした。

大幅に加水して何とか湯口付近を46℃まで下げて入浴しましたが、あつ湯好きの地元の方がいるといけないので、あがる時に加水の蛇口を元の位置へ。
入れ違いで来られた地元の方によると、予想通りあつ湯好きの方が多い様子でしたが、その方が入って行かれた後浴室から「あちっ!」という声とかなりの勢いで加水している音が聞こえてきました…やはり普段はもう少しぬるいようです(^_^;)

脱衣場に掲示されている平成17年8月の分析書によりますと、こちらの温泉(451-020)は源泉名「大滝村2号井」。
泉温85.5℃、湧出量※(動力揚湯)。
pH8.5、蒸発残留物0.770g/kg、成分総計0.856g/kg。
泉質はアルカリ性単純温泉です。
成分的には含食塩-芒硝泉。
湯使いは加温なし・加水あり・循環ろ過なし・殺菌なし。
湯口の調整ができないため盛大に加水せざるを得ませんが、かけ流しで贅沢なお湯の使い方でした。

無色透明でほぼ無臭、メタケイ酸も豊富で柔らかいお湯ではありますが、カルシウムの影響かツルツル感はそれほど感じません。ゆっくりお湯の感触を味わうことが難しい熱さではありましたが、短い時間で汗だらだらになるお湯でした。

高温泉で恵まれた条件とはいえ維持管理には少なからず費用がかかるわけですが、それでもこうして記帳のみで湯浴みできることに感謝でした。こういった共同浴場が今後も静かに存続していけるよう願っています。

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のん
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男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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