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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
心の里 定山
- 2014/03/31 (Mon)
- 手湯・足湯 |
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北海道札幌市。定山渓温泉の1軒です。
もともと「ライラック荘」という施設が建っていた敷地に2013年にできた新しい施設で、以前から行ってみたいと思っていましたが、今回やっとお邪魔しました。
「ふる川」の第2駐車場に車を停め、お庭を通って建物へ。
こちらが建物です。
玄関。格子戸を引くとシューズボックスです。
スリッパはありません。
そのまま進むと定山渓の開祖・美泉定山ギャラリー。
その奥に受付があるようです。
奥はラウンジになっており、その一角のカウンターで料金を支払って館内の説明を受けました。
さりげなく置いてありますが、窓際のオーディオは自動車が買えるくらいのものです。ピアノと鳥のさえずりのCDがかかっていましたが、非常に自然で澄んだ音で、癒しの空間を演出するのに一役買っていました。
ラウンジを引いて見るとこのような感じです。非常に明るくゆったりとした空間で、大きめのチェアやソファが配置されています。
どれも特徴的なものばかり。
何人もお客さんがいる時間もありましたが、ラウンジはとても静か。本を読んだりぼーっとしたり寝ていたり・・・大人の空間でした。
奥には自然専門書がいっぱいの書斎もあります。
ラウンジの一角に小さな引き戸がありますが、
入ると1畳の「瞑想室」。
瞑想室の壁が怪しいので引いてみると・・・
そこには3畳の小さな茶室がありました。
持ち込みでお茶会も可能です。
この小さな和の空間も非常に心惹かれました。
さて、ラウンジに戻りましょう。
カウンターの横に小さなカフェコーナーがあります。
コーヒーだけではなく、リンゴ酢やローズヒップティーなどのドリンクもあり、ケーキやクッキーもどれも美味しく頂きました。これらは入館料に含まれていますので、フリーで利用できます。
ラウンジから外へ出るところに、足湯のためのコーナーがあります。タオルだけでなく帽子やブランケットもあり。外に出てすぐ更衣室がありますので、女性の方でも気兼ねなく利用できそうです。
タオルの横に湯上りに履けるよう、足袋まで用意されていたのには少々驚きました。入館料を支払うとはいえ、足湯の施設でこういったサービスは他に聞いたことがありません。
こちらが外の足湯エリアです。
小さな滝や池を見ながら足湯が楽しめます。
足湯は敷地内に何箇所もあり、
東屋の下にあって雨の日でも利用できる、岩陰の小さな足湯
八角形の足湯
池を眼前に楽しめる足湯
掘りごたつのように仲良く入れそうな四角い足湯。
用意されている椅子の座り心地も良くて、のんびりできました。
建物の横には、細長い足湯が3箇所あり、ここからはお庭が見えます。正面に鳥の餌台があり、たくさん鳥たちが来ていました。
足湯には源泉バルブがあって、温度調整可能です。
掲示されている平成24年2月の分析書によると、こちらの温泉は源泉名「定山渓温泉」。
泉温64.9℃、湧出量記載なし(混合)。
※豊平川河川敷の2源泉の混合です
pH7.2、ラドン0.070マッヘ単位/kg。
蒸発残留物3.325g/kg、成分総計3.539g/kg。
泉質は弱食塩泉です。
温度調節のため加水することがありますが、加温なしのかけ流しで使用。足がツルツルする感じがするお湯で、外気温が低かったせいもあるとは思いますが、身体の暖まり方も非常にゆっくり。
気持ち良く足湯できました。
お邪魔してすぐに足湯に浸かり、その後でコーヒーやお茶菓子を頂きながらソファでまったり。中をあちこち見ながらまたソファでぼーっとして、最後にまた足湯。
そのような感じであっという間に2時間過ぎていました。
スタッフの方の対応だけでなく、大人だけの静かな館内と質の良いオーディオによる心地よい音楽、身体を包み込むような大きめの椅子や備品なども含めて、いずれも私のツボで、足湯+何もしない時間を楽しめる空間という印象でした。
入館料は1000円。
10:00〜18:00までの営業で、その間は何時間でも滞在可能です。館外に出てもまた戻る事ができます。
プラス500円で「ふる川」の日帰り入浴も可能のようです。
緑の季節や紅葉の季節にも訪れたいと思う場所でした。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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