+ green wing +

アイスバーはこの時はスタッフオンリーで入れず、ホールだけ見てすぐに出てきました。ここからさらに湖の上へ進みます。
昨年まで湖に降りる部分は階段になっていましたが、今年はスロープ状になっています。滑り降りるようにして進みました。


露天風呂が見えてきました。後ろに湯元となる風水と、そこから露天風呂へ延びるパイプが見えています。
脱衣場の入口には見学のみの方を立入禁止にする旨が日本語と中国語で書かれていました。湯船に浸かっていても関係なく、集団で湯船脇まで見に来る人たちに私も何度か遭っていて気になっていましたので、これはありがたい配慮だと思います。


こちらが脱衣場です。建物そのものは昨年までと変わらず、壁は全て氷で出来ていて、床にはお風呂用マットが敷いてあります。

そして今年から、カーテン付きのスペースが用意されました。お湯の温度を測りにきた方とお話すると、今年から露天風呂で水着の使用がOKになりましたが、そうしたからには水着に着替える場所も作らないと、ということで設けられたとのことです。
湯あみ着をお持ちの方であれば、これで露天風呂へのハードルがだいぶ低くなるだろうと感じました。


さて、脱衣場から湯船へ向かいます。この日はマイナス5度ほどで、この時期にしてはかなり暖かい方でしたが、それでも足裏が冷たくちょっとだけ我慢です（笑）


こちらが湯船です。昨年までと変わらない円形のものです。
まだ明るさが残る夕方の時間に立ち寄りましたが、強めの雪が降り続いており景色はほとんど望めませんでした。
それでも、２つある湯船のどちらも誰もおらず、あがるまで終始貸切状態。独占してお湯を楽しめました。


湯口は湯船の出入りの梯子の近くの湯船の中にあります。湯船の中で40度程でした。

昨年までは脱衣場に分析書と分析書別表が掲示されていましたが、今年はありません。
昨年掲示されていた平成18年9月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「然別湖畔温泉（然別湖畔温泉ホテル1号井）」。
泉温53.6℃、湧出量※リットル（動力揚湯）。
pH6.0、蒸発残留物1.741g/kg、成分総計2.585g/kg。
泉質は含重曹-食塩泉です。
このお湯をかけ流しで使用しています。

心地よい金気臭と硫化水素臭が感じられ、しっとりした柔らかさがあり、程よく体が温まるお湯でした。
ここのお湯と言えば緑褐色の濁り湯というイメージでしたが、今年は今までで初めて、夕暮れの時間でも湯船の底の自分の足が見えるくらいの透明感がありました。浴感も良く、良い状態のお湯を楽しむことができました。


雪が強い日でしたが、暗くなるまで雪だるまを作りながら30分以上浸かりっぱなし。たっぷり楽しみました。

利用時間は6:30から22:00まで。18:00までは湯船2つともに混浴ですが、男性専用時間が18:00から20:00まで、女性専用時間が20:00から22:00までです。
然別湖コタンは3月31日までの予定となっています。

無料で楽しめる、毎年恒例の温泉に今年も入れて満足でした。