+ green wing +

湯銭を払い、中へ進みます。

広い休憩スペースを横目に、脱衣場へ。
初めて来てからもう９年も経っていますので、ロビーも脱衣場も記憶にありませんでした^^;
広い脱衣場から、早速湯殿へ入ります。


浴室に入ると、手前に洗い場が並んでいます。
洗い場のエリアがピンクなのが印象的でした。


浴室の奥に浴槽があります。
真ん中に15人以上は入れそうな大きな温泉浴槽があり、その両脇に1-2人用の小さな真湯の浴槽があります。向かって右奥が電気風呂、左奥が超音波ネオン風呂。
きらめく奥のタイルが「パール温泉」らしく感じました。


超音波ネオン風呂は、このようにネオンが怪しく光る浴槽です。
初めてここに立ち寄った時、温泉の事はほとんど印象に残りませんでしたが、この浴槽のネオンだけはずっと覚えていました(笑)

掲示されている平成16年10月の分析書によると、こちらの温泉（242-022）は源泉名「パール温泉」。
泉温45.1℃、湧出量※（動力揚湯）。
pH9.2、蒸発残留物0.430g/kg、成分総計0.511g/kg。
泉質はアルカリ性単純温泉です。

このお湯を加温なし・加水なし・循環ろ過あり・殺菌ありで使用。
「循環途中雑菌滅菌の処理をするカルサイン（貝殻加工）の中を通し衛生面での努力をしています」と記載されています。


烏龍茶のような色のお湯は浴槽奥の湯口（青いタイルの部分）から投入されており、手前でオーバーフローしています。
このお湯が溢れた場所が側溝のようになっていて、そこから循環させているようです。
入浴時の温度は湯口で43.0℃、浴槽内で41.6℃。
浴槽の奥の両側には寝湯（もしくは座湯）のようなスペースがあり、そのスペースだけ泡風呂になっていました。

主成分は食塩で、ゆっくり体が温まってきます。
塩素剤を使用していないためか薬品臭はなく、僅かなモール臭があります。浸かるとpH9.2のモール温泉らしいぬるつる感を、十分に味わうことができました。

正直なところ循環しているため控えめな期待しかしていませんでしたが、浸かってみると心地の良い浴感のお湯で、良い意味で裏切られたような感じがします。
広い湯殿で１人のんびりお湯を楽しむことができ、十分満足できる立ち寄りとなりました。

入浴料は420円です。