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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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しょさんべつ温泉 岬の湯

外観

北海道初山別村。
道の駅に隣接する日帰り入浴の可能な温泉ホテルです。
この地区では珍しく朝6時30分から朝風呂の営業をしており、その時間帯に今回初めて立ち寄りました。
なお、日帰り入浴専用の入り口が奥にありますが、朝風呂の時間は写真のホテル入口から入って湯銭を払うようになっています。
暖簾
ホテルの廊下を進み、脱衣場に入りました。

浴室
こちらが浴室です。
幾つかある浴槽は弧を描くように並んでいます。
脱衣場から入ると、うたせ湯・水風呂・圧注湯・泡風呂と並んでいますが、朝風呂の時間は水風呂以外の浴槽は稼働していませんでした。

内湯
浴室の一番奥にあるのが温泉を使った浴槽になります。
15人ほどは入れそうな大き目の浴槽で、温度は約42.5℃。

露天
そしてこちらが露天風呂です。
こちらは10人ほど入れそうな大きさで、温度は約43.5℃。
道北の緩やかな白い海岸線が見えて、綺麗でした。
緑の季節のここからの眺めも良いだろうなと思います。

掲示されている平成21年4月の分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「しょさんべつ温泉(岬の湯)」。
泉温21.2℃、湧出量記載なし(動力)。
pH7.6、蒸発残留物14.83g/kg、成分総計15.51g/kg。
泉質は強食塩泉です。
湯使いは、加温あり・循環あり・殺菌あり。
源泉のままだとかなり濃い湯になりそうですが、浴槽内では無色透明で薬品臭もほとんどしないお湯でした。

源泉小屋
こちらが建物奥にある源泉小屋と思われる施設です。
天然ガス付随の温泉のため煙突が沢山あります。
この源泉(325-007)は2000年当時は泉温30℃、湧出量毎分43リットル、pH8.2、ガス成分を除く溶存成分が12.0g/kgでした。どの数値も10年で変化していて興味深いです。

こちらのお湯の一番の特徴はイソジンのような香りでしょう。
内湯ではほとんど感じませんが、露天風呂のお湯ではその独特の香りがはっきり分かります。
この香りを嗅ぎながら、少しづつ明るくなってゆく空を見ながら入った露天風呂が好印象の施設でした。

入浴料は500円です。
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プロフィール

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のん
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男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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