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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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奥美利河温泉 山の家

外観

北海道今金町。
ここも最近久しぶりに立ち寄りました。
最後に行ってから7年近く経ちますので、本当に久しぶりです。
写真手前の建物が浴室、右奥に見えるのが宿泊棟です。
入浴する時は、宿泊棟に行って料金を払ってから。

許可必要!
周囲の環境も、施設も以前と何も変わらず非常に懐かしく感じましたが、唯一変わったと言えるのがこの看板があちこちに立てられたということでしょうか。
露天は混浴ですから以前に撮影がらみで何かあったのかもしれませんが、こんなところに時代を感じてしまいました。

さて、気を取り直して温泉のある棟へ行きます。
内湯
こちらが内湯です。
洗い場がなく、あるのは湯船だけ。

湯船の中
木の枠で囲まれた湯船には、静かにお湯が注がれています。大変透き通ったお湯で、底には玉砂利・・と言うには大きな石がゴロゴロ。
ちょっとぬるめの温泉の川を区切って湯船にしたような、シンプルかつ贅沢な湯船です。

露天風呂
内湯からドアを開けると広がるのは、自然の中に溶け込んだ広い露天風呂。入口は男女別ですが、混浴になっています。

解放感抜群
湯船というより、暖かい清流に浸かっている感覚。
ここの開放感は、写真で伝えるのが難しいですね・・実際に入って味わっていただきたいと思います。

湯口
露天風呂の湯口は、男湯側の入口付近にあるこの自然に湧き出す2つの湧出口です。
温度は38-39℃で熱くはありませんが、この景色を楽しみつつ生まれたての湯を体に纏うことは何よりも贅沢です。
この日は終始私ひとりの貸しきり状態&清掃直後の一番風呂で、ゆっくりできました。

昔の湯口
これが7年前に撮った湯口ですが、昔の方が湯量があるような・・でも自然そのままの物ですから、湯量が変わったとしても何も不思議ではありません。

掲示されている平成20年11月の分析書によれば、こちらの温泉は源泉名「美利河温泉」。
泉温38.5℃、湧出量記載なし(自然湧出)。
pH7.9、蒸発残留物0.218g/kg、成分総計0.300g/kg。
泉質は単純温泉です。
さらりとした湯で、温度が高くないこともあり、いつまでも入れそう。ただ、ここまでくると泉質がどうこうというより、いかにこの新鮮なお湯を感謝しつつ楽しむかということの方に気持ちがシフトします(笑)
変わらず良い環境と良いお湯をいただける事に感謝です。

入浴料は300円です。

ピリカ鍾乳洞
なお、すぐ近くには日本では大変珍しい鍾乳洞、「ピリカ鍾乳洞」があります。ここは奥底に自噴の湧出口がある竪穴の温泉鍾乳洞で、中は温泉で満たされています。
学術的な調査の際に中に入る許可が出ることもあるようですが、基本的に立入禁止。それでも興味深い場所です。
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男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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