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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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西ききょう健康グランド

外観

北海道函館市。
以前に一度立ち寄ったことがある日帰り温泉施設ですが、この度久しぶりに立ち寄ることができました。

ここは朝5時から営業していて営業開始から混んでいる印象がとてもあり、再訪するタイミングを計っていたら何年も経過してしまいました^^;
湯銭を払い、早速中へ入ります。

歩行湯
中に入ると最初にあるのがこの歩行湯。
以前は蓋がありませんでしたが、今回は全面蓋で覆われていました。中にはお湯が入っている様子でした。

歩行湯を過ぎると休憩室があり、さらに奥へ進むと脱衣場があります。休憩室に分析書が掲示されていましたが、珍しいことに入浴客が持って帰れるように、分析書のコピーが用意してありました。
ありがたく1枚いただいて、脱衣場へ。
以前と変わらない脱衣場にちょっとホッとしました。

内湯
こちらが内湯です。
大きなヒューム管の湯船が3つ並んだ内湯は、以前と全く変わらず。冬らしく湯気だらけですが、金気臭漂う浴室の空気に思わず嬉しくなりました。
内湯は加水の量によって温度が異なり、手前から41℃・43℃・46℃ほど。地元の方によれば、一番奥の湯船はこの日はちょっと温いとのことでした。湯船に手を入れた時の感覚で温度も分かってしまう地元の方にさすがと思いつつ、3つの湯船のお湯を楽しみました。

露天
こちらが露天風呂です。
露天風呂もヒューム管が3つ並んだ湯船ですが、こちらは1つが地下水を使った水風呂になっています。その他の湯船は内湯と同じく加水量によって温度が異なり、それぞれ42℃・44℃ほど。
内湯も露天もすべてかけ流しで、お湯が溢れ流れる部分はお湯の成分で床が茶色く色が付いています。

分析書によると、こちらの温泉は源泉名「西ききょう温泉(2号井)」。
泉温68.2℃、湧出量は毎分400リットル。
pH6.6、蒸発残留物10.97g/kg、成分総計11.21g/kgの含塩化土類-食塩泉です。
前回の立ち寄り時とは源泉が違います。
新源泉の分析書は平成21年9月。
基本的に数値はあまり変化がありませんが、硫化水素イオンが減り泉質名も変わっています。

お湯は若干濁っていますがほぼ透明。
加水されているものの、お湯が新鮮なのがよく分かります。
金気臭・金気味・塩味あり。
若干のキシキシ間を感じ、あがった後はしっとりするお湯でした。
一番熱めの内湯も大変気持ちよく、朝一番で気分もさっぱり。
途中からあがるまではしばらく地元の方と雑談しながらの入浴で、それも楽しかったです。

貯湯槽

貯湯槽
建物の周辺には、貯湯槽などの各設備が並んでいて、興味深かったです。源泉温度が高いので、ここで温度を下げているのかもしれませんね。

入浴料は370円です。
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のん
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男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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