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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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山鼻温泉 屯田湯

外観

北海道札幌市。
札幌市内では貴重な温泉銭湯です。
以前から行きたいと思っていましたが、やっと足を運ぶことができました。

玄関
玄関に入ると下駄箱は木札の鍵。入口は男女に分かれていて、昭和の香りが漂います。

脱衣場
中へ入るとすぐ番台があり、そこで湯銭を払いました。
(その時にお聞きして撮影許可を頂いています)
脱衣場は広く、奥は小上がりになっていて湯上りものんびりできます。
銭湯らしい深い脱衣かごと、それがすっぽり入る大きなラックが用意されていました。

按摩器
ずっとこの脱衣場を見守ってきたであろう左の按摩器は1回20円。
張り紙の内容から、これもまだ現役のようです。

円い鏡
早速浴室へ向かいます。
案内図を見ると男湯と女湯で少しレイアウトが違うようで、男湯は中央に1列、女湯は中央に2列、洗い場が並ぶようです。プッシュ式のカランで、円い鏡が特徴的でした。

浴槽
浴槽は、浴室の奥に3つ並んでいます。
左が水風呂・中央が入浴剤入りの泡風呂・右が温泉浴槽となっていました。

温泉浴槽
温泉浴槽が最も大きく、7-8人ほど入れそうな大きさです。
温度は42.6℃ありましたが、常連さんにお聞きすると普段はもっと熱いとのこと。
浴槽内では若干の濁りがありますが、ほぼ透明のお湯となっています。

湯口
以前に比べると色が薄くなったと常連さんが言っておられましたが、お湯は湯口をしっかりと茶色く染めていました。

脱衣場に掲示されている平成21年12月の分析書によりますと、こちらの温泉(421-012)は源泉名「山鼻温泉」。
泉温21.3℃、湧出量は毎分120リットル(動力揚湯)。
pH7.2、蒸発残留物20.55g/kg、成分総計20.21g/kg。
泉質は強食塩泉です(ただし、ヨウ素イオンが20.1mg含まれていますので、最新の泉質名では含ヨウ素-強食塩泉となるかもしれません)。

湯使いは加水なし・加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。
ヨウ素だけでなく臭素イオンやアンモニウムイオンも含むお湯で、薬品臭もそれほど気にならないレベルでした。キシキシ感があり、食塩泉であることに加え首まですっぽり浸かれる深さがあるため、しばらく浸かると結構な発汗があります。
常連さんと少し話しながら入っていたら、あっという間に汗だくに・・・予定よりも早い時間であがってしまいました。

天井
地元の常連さんに愛される温泉銭湯で、ちょっとだけそこへお邪魔したような感覚。
それでも、銭湯らしい風景と会話を楽しみながら浸かれる、貴重な場所だと思います。

入浴料は440円です。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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