+ green wing +

地図と現場を見比べます。
うーん・・道路の近くにあるはずなのですが、道路そのものが新しくなっています。
なので、古い道路の跡を探して見てみました。


林の中で人工物を探すのは、時に難しいんですが・・あっ


これでしょうか?
何か流れているような感じもしますね～
一瞬、スノーシューを履いて確認しに行こうとも思ったのですが、その後が控えていたのでやめておきました。
楽しみは後に取っておくことにします(笑)

ちなみにこの場所にある源泉は500m掘削による自噴泉で、泉温31.5℃、湧出量は毎分400リットル。
pH7.8、蒸発残留物0.184g/kgの重曹泉となっています。



次に向かったのはこちら。
ここは現在でも農業用に利用されているようで、利用している施設名も確認しているので間違いないかと思います。
ただ、温泉らしいモノを見かけたのは、立てかけてあるパイプくらいでした。


建物の裏はこんな風景でしたが・・これは温泉でしょうか(苦笑)
ここの源泉は598mの掘削による自噴泉で、泉温32.7℃、湧出量は毎分150リットル。
pH8.3、蒸発残留物1.208g/kgの含重曹-食塩泉です。



次に通りかかったのは、この元温泉付き住宅です。
一応壊れた看板がありましたが、現状では源泉は未利用になっており、源泉施設のようなものもぱっと見確認できませんでした。
住宅は数件ありましたが・・実際はどうなのでしょう?
データによれば800m掘削の源泉で、泉温42.0℃、湧出量毎分400リットル、pH7.6、蒸発残留物23.120g/kgの強食塩泉です。
この地域で強食塩泉は珍しいですが・・



こちらは温泉利用中の、高齢者向け住宅です。
1300mm掘削による自噴泉で、泉温50.3℃、湧出量毎分220リットル、pH8.6、蒸発残留物0.841g/kgの含重曹-食塩泉です。
何も手を加えなくても入れる温泉ですね・・そんな温泉が自宅にあるのは羨ましいです。



次に見つけたのは、この廃業した温泉旅館です。
国道沿いにありますので、知ってる方も多いかと。
ここは「貸家」になっているのですが、何故か中に人がいまして・・それに驚きながら通り過ぎました。
データとしては、1105m掘削の源泉で、泉温30.7℃、湧出量毎分150リットル、pH7.8、蒸発残留物8.611g/kgの食塩泉です。



最後に、これはある温泉施設の源泉塔です。
まだこのブログには登場していませんが・・もう何度か立ち寄っていますので、いずれ記事になるかもしれません。
施設としても悪くはないのですが・・


ここで未利用の源泉が少量ですが流れています(笑)
当たり前ですが、湯口から出るお湯よりも熱いです。

ざっとですが、1日で結構周ることができました。
十勝地方には謎の温泉が実に多いですね。
もっと詳しい資料が欲しいです。
「図書館」に行きたいです(謎)