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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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農業利用の2湯

看板

ある休みの日、手元のデータを印刷したものを持って、源泉探しに出かけました。
温泉の利用方法の1つに「農業利用」という形がありますが、そういう温泉は関係者以外の方の目に触れることがほとんどないので、ある意味貴重だと思っています。

この施設の名称には「温泉」という文字は入っていませんが、ここでビニルハウスに使われているのは確かに温泉でした。

湯気だらけ
道路沿いの側溝が湯気だらけです(笑)
側溝に繋がるパイプからは、惜しげもなく温泉が流れ続けていました。
お湯に触れることはできませんでしたが、見たところ白老バーデン団地あたりで側溝に捨てられてる、モール泉系のお湯に感じが似ていました。

湯気が・・
ここの温泉は農業利用のみとなっていますが、事務所などがある建物の裏側のパイプからもお湯が出ていて・・やはり湯気が上がっていました。
ひょっとしたらひょっとするかもしれませんね(笑)

データによりますと、こちらの温泉は掘削深度1302m。
掘削による自噴で、泉温は53.0℃、湧出量は毎分780リットル。
pH8.3、蒸発残留物0.672g/kg。
泉質は含食塩-重曹泉です。
すぐにでも浸かれそうなお湯ですが・・残念です^^;

ちなみにこのすぐ源泉の近くにも、温度の低い掘削自噴の源泉があることになっていますが・・そちらは見つけられませんでした。

普通の川ですが
さて、場所は変わってこちらの農業用の温泉。
ここは、一時シケレベツ温泉のように、その所在を書かないことが暗黙の了解になっていた、一般開放され入浴できる湯船がある場所でした。
結果として利用者のマナーの酷さが原因で閉鎖になり、現在は農業用のみの使用になっています。
私がここを初めて訪ねたのは既に閉鎖になって数年経った後のことでしたので、残念ながら浸かったことがありません。

ズーム
拡大してみると、丘の下のパイプからはお湯が流されており、その部分だけ控え目に藻が見られます。
その付近だけ湯気が上がっていました。

データによりますと、こちらの源泉は掘削深度1235m。
動力揚湯で湧出量は毎分600リットル、泉温は49.0℃。
pH7.7、蒸発残留物0.854g/kg。
泉質は含食塩-重曹泉です。

元々湯船があった場所だけに、何とももどかしさを感じる温泉でした。


例外も多々あるのでしょうけど、農業用の温泉は温度が高く湧出量が多いところが多いのかもしれませんね。熱エネルギーを利用した後のお湯でも、そのままで十分入浴できそうです(笑)
そんな謎の湯、他の場所にもありますね~(謎)

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温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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