+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
山内温泉長生湯
北海道函館市。
湯の川温泉の外湯の1つで、湯川3丁目源泉が配湯されている温泉銭湯です。
浜の湯の様子を伺った後ここへ向かい、ちょうど営業が始まる時間にここへ着きました。
番台で湯銭を払い、早速脱衣かごを1つ用意しました。
とにかく見渡して見えるすべての景色が昭和の時代で、本当に心地よい空間です。
脱衣場から浴室が見えますし、写真は何度も目にしていますが、あえて見ないようにして服を脱ぎました(笑)
浴室です。
壁に並ぶカラン、高い天井、ガラスを多用した明るい空間、そして中央にある楕円の湯船、湯船や床を白く滑らかにコーティングしている析出物・・
はっきりと底まで見えながら、きれいに浴室の景色も映し出している湯船のお湯、全く湯気のない景色、そしてお湯が流れる音がほとんど聞こえない静けさ・・
それらがすべて重なったこの空間は、本当に素晴らしいと思いました。
写真の通り湯船は2つに分かれています。
手前の広くて深い部分があつ湯で、源泉がそのまま注がれるため48℃以上ありました。
5-6人ほどは入れそうですね。
湯口は湯船の中にあります。
湯口から遠いところのお湯なら普通にかけ湯できますが、全身浴は慣れていない方には厳しいかもしれません。
この日は普通に入っておられるおじいちゃんがいましたが(笑)
奥の狭くて浅いスペースが、加水もできるぬる湯です。
こちらは2-3人用といった感じです。
あつ湯の方とは壁に3箇所ほど開いている穴で繋がっていて、あつ湯のオーバーフロー分がここに流れている状態でした。
温度を測ると約44.5℃あり、こちらの湯船も十分熱い湯となっています^^;
湯船から溢れたお湯はそのまま廃湯されています。
お湯が流れるところだけ床が元の高さなのでしょうか・・
お湯の成分が作る景色は、存分に目を楽しませてくれました。
浴室の奥には、源泉の貯湯槽があります。
ここから床の中にあるパイプを通って湯船に注がれます。
この貯湯槽の周りも、温泉の析出物ですごいですね。
ちょうどこの横に水飲み場があり、窓も開いていて涼しかったので、体を冷やすのにも丁度いい場所でした。
分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「湯川温泉(湯川3丁目源泉混合井)」。
泉温64.1℃、湧出量は合計で毎分2560リットル。
pH6.7、成分総計9.049g/kgの含塩化土類-食塩泉です。
キシキシ感があり、体がよく暖まる、無色透明のお湯。
源泉そのもの(分析書)は先に記事にさせていただいた根崎湯と全く同じですが、浴室の風情が全く異なるせいか、それとも源泉からの距離がだいぶ異なっているせいなのか、受ける印象が多少違うように感じました。
ぬる湯に浸かりながら、ここに毎朝来ているという年配の方と少しお話しました。
ここのお湯に浸かって体が目覚ざめるというのが習慣になっているので、たま〜に入らないと調子がおかしくなるとのこと。
確かにそうでしょうね〜。何だか羨ましい話でした(笑)
復刻され造られたレトロではなく、本当に時代を重ねてできたこの雰囲気・・個人的にはとても好きです。
これを見れただけでも満足できるくらいです(笑)
入浴料は420円です。
とにかく見渡して見えるすべての景色が昭和の時代で、本当に心地よい空間です。
脱衣場から浴室が見えますし、写真は何度も目にしていますが、あえて見ないようにして服を脱ぎました(笑)
浴室です。
壁に並ぶカラン、高い天井、ガラスを多用した明るい空間、そして中央にある楕円の湯船、湯船や床を白く滑らかにコーティングしている析出物・・
はっきりと底まで見えながら、きれいに浴室の景色も映し出している湯船のお湯、全く湯気のない景色、そしてお湯が流れる音がほとんど聞こえない静けさ・・
それらがすべて重なったこの空間は、本当に素晴らしいと思いました。
写真の通り湯船は2つに分かれています。
手前の広くて深い部分があつ湯で、源泉がそのまま注がれるため48℃以上ありました。
5-6人ほどは入れそうですね。
湯口は湯船の中にあります。
湯口から遠いところのお湯なら普通にかけ湯できますが、全身浴は慣れていない方には厳しいかもしれません。
この日は普通に入っておられるおじいちゃんがいましたが(笑)
奥の狭くて浅いスペースが、加水もできるぬる湯です。
こちらは2-3人用といった感じです。
あつ湯の方とは壁に3箇所ほど開いている穴で繋がっていて、あつ湯のオーバーフロー分がここに流れている状態でした。
温度を測ると約44.5℃あり、こちらの湯船も十分熱い湯となっています^^;
湯船から溢れたお湯はそのまま廃湯されています。
お湯が流れるところだけ床が元の高さなのでしょうか・・
お湯の成分が作る景色は、存分に目を楽しませてくれました。
浴室の奥には、源泉の貯湯槽があります。
ここから床の中にあるパイプを通って湯船に注がれます。
この貯湯槽の周りも、温泉の析出物ですごいですね。
ちょうどこの横に水飲み場があり、窓も開いていて涼しかったので、体を冷やすのにも丁度いい場所でした。
分析書によりますと、こちらの温泉は源泉名「湯川温泉(湯川3丁目源泉混合井)」。
泉温64.1℃、湧出量は合計で毎分2560リットル。
pH6.7、成分総計9.049g/kgの含塩化土類-食塩泉です。
キシキシ感があり、体がよく暖まる、無色透明のお湯。
源泉そのもの(分析書)は先に記事にさせていただいた根崎湯と全く同じですが、浴室の風情が全く異なるせいか、それとも源泉からの距離がだいぶ異なっているせいなのか、受ける印象が多少違うように感じました。
ぬる湯に浸かりながら、ここに毎朝来ているという年配の方と少しお話しました。
ここのお湯に浸かって体が目覚ざめるというのが習慣になっているので、たま〜に入らないと調子がおかしくなるとのこと。
確かにそうでしょうね〜。何だか羨ましい話でした(笑)
復刻され造られたレトロではなく、本当に時代を重ねてできたこの雰囲気・・個人的にはとても好きです。
これを見れただけでも満足できるくらいです(笑)
入浴料は420円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。
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無題
5分程で退散しました〜!
無題
3年経ってもぜんぜん変わっていなくてホッとします
ココはずっと昭和のままでいてほしいですね
訪問時は熱くて小さい方の湯船にしか入浴できませんでしたが
3年間修行を積んだ今であれば大きい方にも浸かれるかも!?
来月あたり行きたいなぁ〜
無題
おはようございます〜
ぽんこさんが立ち寄られた時は一番風呂だったのでしょうか?
地元じゃないと加水するのも気が引けますし…無理もできないですし、なかなか厳しいですよね^^;
ぽんこさんのお宅の湯は適温のようで…いつかお湯をいただきたいです^^
無題
おはようございます〜
この記事を書く前にじゅんさんの記事を拝見しましたが、もう3年前だったんですね。
じゅんさんの記事と比べると、貯湯槽のところのコップがなくなってパイプが塞がってる以外は全く変化がないですね(笑)
本当にこのまま長続きして欲しいと思う銭湯でした。
熱い方のお湯は私も入れそうな気がしたんですが、湯めぐりツアーの一軒目だったので無理せず入るのを控えました。
次があれば私も挑戦したいです(笑)