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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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藻琴山温泉

外観

(2006年8月7日の記事に加筆したものです)
大空町(旧東藻琴村)。
藻琴山温泉はすでに温泉ではなく、2006年8月いっぱいで営業を休止することになりました。
以下は、大空町の広報に載せられた記事の原文です。

*****

藻琴山温泉施設休止のお知らせ

 藻琴山温泉施設は、森林空間を利用した住民研修、保険休養施設として、また住民福祉の向上や都市住民との交流を図るため、昭和45年に保養センター「末広荘」と昭和52年に林業研修センター「しらかば荘」が建設され、宿泊・温泉施設としてたくさんの方に利用されてきました。その後、キャンプ場やゴーカートコース、木製遊具、釣り堀などが整備されました。

 また、芝桜公園は町の大切な観光資源となっており、毎年多くの観光客が訪れている施設となっています。

 しかし、末広荘・しらかば荘は、築30年が過ぎたため老朽化が進み多様化する利用者のニーズにお応えできなくなってきました。これまでも利用者に少しでも満足してもらえるよう施設の整備改修などを進めてきていました。しかし、昨年10月に温泉を汲み上げる鋼管が腐食のため崩落し、温泉を汲み上げることができなくなり、現在では温泉ではなく沸かし湯ということで、利用者にご迷惑をおかけしています。

 このようなことから、藻琴山温泉施設の抜本的な見直しをすることとなり、平成18年8月31日をもって営業を休止することとしました。

 来年度は芝桜公園及び屋外施設を中心とした運営となりますので、今まで同様のご理解をお願いします。

*****

ここには2004年に入浴したことがあります。
広報の情報によれば、私の入浴時はまだ温泉だったようです。
確かに、歴史を感じる建物でした。

浴室
温泉はこの内湯が一つのみ。
ガラスの向こうは公園ですので、ガラスがクリアなのは上部のみ。年中咲き誇る芝桜の画を見ながら入浴することができました。

分析書
こちらが掲示されていた昭和52年の分析書です。
当時の源泉(149-002)は源泉名「藻琴山温泉(2号井)」。
泉温45.0℃、湧出量毎分40リットル。
(※別の資料では毎分75リットルと記載)
pH8.4、蒸発残留物6.584g/kg。
泉質は含塩化土類-食塩泉。
そのお湯を循環・加温して利用していました。

入浴料は250円。
残念ですが、休止の決定もやむなしというところでしょうね。
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プロフィール

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のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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