+ green wing +

建物に入ると、中に券売機と受付カウンターがあります。
地階が公衆浴場、２階が家族風呂になっていますが、受付は一緒。
早速券を購入し、カウンターへ。


カウンターで、厚紙にマジックで書かれた札をいただきました。
ちなみに、通常の家族風呂が「子たぬき」。
１室だけ利用料が高い「大たぬき」という家族風呂がありました。


早速２階へ向かいましたが・・部屋数が多いですね〜
誰もいないドアが開いている部屋を見ると、造りは似たような感じですが、タイルの色などは全然違いました。

さて、11号室へ入ります。

中へ入ると、既にガラス越しに湯船からお湯が溢れているのが見えました。
早く入りたくなりますね〜(笑)


湯船を上から見たところです。
大人が2人入ればいっぱいの大きさで、両側に段差があります。
その段差の中ほどに湯口がありました。
お湯は透き通った薄めの色ですね。
タマゴ臭があり、想像していたようなモール臭はほとんど感じられませんでした。
湯船の温度は41-42℃ほどでしょう。
浸かればそんなに熱くはありませんが、体はすぐに暖まります。

脱衣所などに分析書の掲示はなく、受付のカウンターのところにだけ掲示されていました。
それによりますと、源泉名「天然温泉たぬきの里」。
泉温42.7℃(浴槽)、湧出量毎分500リットル(聴取・自噴)。
pH8.8、成分総計0.405g/kgのアルカリ性単純温泉です。

浴槽での分析ということですが、別の資料によれば、1300mの掘削による自噴で、泉温42.1℃、成分総計0.327g/kgとなっています。
(湧出量・pH値は一緒でした)

お湯は源泉掛け流しで使われており、しばらく入っていると非常に細かな泡つきがあります。
ぬるつる感があり、それほど浸からないうちに汗が出てきました。
貸切時間は1時間ですが、全然1時間持ちませんでした^^;
2階にお湯を上げてもまだ力がありますから、より源泉に近いはずの公衆浴場のお湯は、さらに良いかもしれませんね。

脱衣所には珍しく無料のドライヤーが備え付けてあり、さらにテレビもあります。
浴室内にあるスピーカーがテレビと繋がっていて、テレビの音声が流れます。
その辺は他ではあまり見ない設備でした。

入浴料は1人600円です。