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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
日本海ふるびら温泉 一望館
- 2007/02/26 (Mon)
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北海道古平町。
元高校の校舎を使った温泉です。
浴室の前に、こちらは休憩室。
2階にありますが、いたる所に元学校らしさが見られます。
初めてここを訪れたのは4年ほど前。
次に訪れたのは昨年春。
今回が3回目の立ち寄りになりました。
元教室だったと思われる浴室は広々。
熱い湯とぬる湯の湯船がありますが、小さい方の熱い湯の湯船でも10人ほど浸かれるくらいの大きさがあり、ぬる湯の方は熱い湯の湯船のほぼ倍の大きさです。
こちらは熱い湯の湯船。
42-43℃ほどだと思いますが、ぬる湯の湯船と湯口は一緒。
単純に湯船の大きさで温度が違うのだと思います。
お湯は全く底が見えない茶色。
茶色い小さな粒が無数にある・・表現が難しいですが、味噌汁みたいな感じです^^;
分析書によれば、泉温55.3℃、pH6.6、成分総計15.47g/kgという濃い温泉です。
泉質はナトリウム-塩化物泉。
最初に訪問したとき、レポの中でこう書きました。
「湯船からお湯が溢れ続けています。もともとの床は白系のタイルだったようですが、お湯の色で床は茶色・褐色になっています。
とても暖まる温泉です」。
これは、今ではだいぶ変わっています。
湯口から出るお湯はかなり量が少なく、人があがったあと湯船にお湯が溜まるまで相当かかっています。
湯船からお湯が溢れるところは確認できませんでした。
分析書では湧出量240リットル/分ですが、現在の状況は全く違うようです。
帰り際に受付の方に話を聞きましたが、ポンプの老朽化も原因の一つのようです。
湯量が豊富だったときはこの湯船でも良かったでしょうけど、現在の湯量では湯船が大きすぎるように思いました。
何より残念なのは、こちらです。
循環ではないようですが、塩素殺菌しています。
強烈ではありませんが、お湯からしっかりした塩素臭。
長くは入っていられませんでした。
体はある程度温まりますが、初めて入ったときと比べたら、その効果も少ないように思いました。
帰り際に受付の方と短くお話しましたが、分析書の写真を撮らせて欲しいとお願いしたら分析書のコピーを出してきてくれて、分析書と別表をいただきました。
コピーして用意してあるようで、それは嬉しかったです。
感じの良い方で、他にお客さんがいなかったらもう少しお話したかったですね。
入浴料は500円。
シャンプー等も用意されています。
ドライヤーも無料です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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※コメントは承認制となっております。
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この記事へのコメント
無題
ポンプの老朽化問題は 人間の仕事だ、と思います。
一望館は 確か 高台にあって、海が”一望”できるんですよね。塩素消毒は、残念!!
無題
一望館は、駐車場からは海が見えるんですが、浴室の中に入ってしまったら何も見えないんですよね^^;
二階の休憩室からだったら見えるのかもしれません・・。
私の場合は絶対的に数は少ないんですが、それでも自噴している温泉を見ると、温泉は生き物だと感じます。時と共に変化していくのは当然ですよね。
なので、一度行ったことがあるところでも、また行ってみようかなと思ってしまいます。
塩素消毒とポンプの問題は単純に管理者の都合なので残念ですが・・話しぶりでは湧出量そのものも減ってきているような印象を受けました。
そうであれば仕方ないですね^^;