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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

松原温泉旅館

外観

北海道千歳市。
国道337号線を走っていると、看板が見えてきます。
こちらには2007年に初めて立ち寄り、2015年に8年ぶりに再訪しました。

廊下を進む
フロントで湯銭を払い、そのまま廊下を奥へ歩きます。
フロント前や脱衣場手前にある休憩スペースを横目に見ながら通過しました。

脱衣場
鍵のない木製ロッカーと、脱衣カゴの脱衣場です。
非常に渋い脱衣場の光景に嬉しくなってきました。
見たところ誰も入っていないようなので、急いで湯殿へ向かいます。

浴室
久しぶりにタイル張りの湯殿を見ると、懐かしさが込み上げてきました。
こちらの魅力は、何と言っても黒いお湯。しかも2種類楽しめます。

食塩泉
脱衣所から入ってすぐにあるのが、「食塩泉」です。
ほぼ1人用と言っても良い大きさの浴槽です。
湯船の底がかろうじて見える程度に黒っぽいお湯で、食塩泉らしく浸かるとキシキシ感があり、発汗も進みます。

フロント前にある昭和49年9月の分析書によりますと、このお湯は源泉名「1号井」。
110mの掘削による自噴泉で、泉温27.5℃、湧出量は毎分100リットル。
泉質は食塩泉。
となっているのですが…廊下に掲示されている平成22年3月の分析書別表では食塩泉の源泉名が「2号井」となっていて、途中から使用する源泉が変わったのだろうと思います。

重曹泉
もう一つ、浴室の奥に昔は混浴だった浴槽があります。
写真のように浴室は途中からアクリル板のような壁で仕切られていています。でも、湯船の中まで仕切りはなく、下で繋がっているようです。
こちらが「重曹泉」です。
2,3人入ればいっぱいのこのお湯は真っ黒と言ってもいいような黒さ。
食塩泉も黒いのですが濃さが全く違い、透明度は10センチほどしかありません。
その色の濃さにわずかな硫黄の香りと強いヌルヌル感が加わって、非常に強いインパクトのあるお湯になっています。


フロント前にある昭和49年9月の分析書によれば、このお湯は源泉名「3号井」。
33mの掘削による自噴泉で、泉温25.4℃、湧出量は毎分16リットル。
泉質は重曹泉です。
同じく廊下には平成22年3月の分析書別表が掲示されていますが、源泉名は同じく「3号井」で、泉質は含重曹-硫黄泉と記載されています。
こちらの方は、40年以上変わらず同じ源泉を使用しているようです。
壁に貼ってある新聞記事によると、腐植質も64.9mg/kg含まれているとのことです。

もう一つ、ここのお勧めは、飲泉場があることでしょう。
飲泉場
食塩泉と重曹泉、どちらも飲泉することができますが、2015年現在では蛇口をひねっても重曹泉の方しか源泉が出てきません。
以前に飲んだ感じでは食塩泉は結構しっかりした塩味、重曹泉はほんのり卵の香りがする味がほとんどないお湯でした。
重曹泉は、手のひらにすくっただけでも黒いです。

古いので快適な設備はありませんが、お湯の効果をしっかりと感じられる良い温泉です。
建物の渋さもまた味となってきています。

入浴料は500円です。

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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
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