+ green wing +

こちらに立ち寄るのは２度目です。
最初に立ち寄ったのは2008年の支笏湖氷濤まつりの際。休憩室にこちらの日帰り割引券がすごい枚数置いてあって、自由に持ち帰ることができました。それを使用させていただきました。
そして、2014年3月に久しぶりの再訪です。

さて、こちらの浴室は建物の2階にあります。

2階を進むと客室が並ぶ中に浴室の入口があります。


ホテルの浴室としては小さめな木の棚と脱衣かご式の脱衣所ですが、清潔感があり、さすがにアメニティーは充実していました。


こちらが浴槽です。10人ほどは入れそうです。
浴槽内が茶色いため分かりにくいですが、お湯そのものは無色透明でした。


こちらが湯口です。
湯口の周りなども烏龍茶のような色に変わっていますが、現在では無色透明のお湯が浴槽へ流れています。

脱衣所に掲示されている平成6年12月の分析書によりますと、こちらのお湯（441-001）源泉名「支笏湖温泉」。
泉温34.7℃、湧出量は毎分162リットル（動力揚湯）。
pH7.9、蒸発残留物1.655g/kg、成分総計2.583g/kg。
泉質は重曹泉です。

湯使いは加水なし・加温あり・循環ろ過あり・殺菌あり。
湯船の中に弱い吸い込み口を2つ確認しました。
ただし掲示によると、湯口から出るお湯は循環させたお湯+源泉とのこと。以前浸かった北海ホテル(加温+源泉かけ流し)のお湯にあるような湯の花は見られませんでしたが、なかなかのぬるぬる感を味わうことができました。
お湯からは薬品臭をしっかりと感じますが、他の湯客と話しながら意外なほど気持ちよく入ることができました。

入浴料は700円です。

さて、支笏湖温泉ですが･･･以前に報道された通り現在の源泉がだいぶ枯渇してきているため、新しい泉源が開発されました。

この高い塀で囲まれている新泉源は、2014年4月から各施設に供給され使用されるとのことです。

今までの泉源がどうなるのかは不明ですが、切り替わる前に一度肌で味わっておきたいと思い、立ち寄ったのでした。
もちろん4月以降の新しいお湯も、とても楽しみです。