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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
帯広温泉ホテル
- 2008/03/21 (Fri)
- 廃業・休業温泉 |
- CM(8) |
- Edit |
- ▲Top
広い休憩スペース、脱衣場への入り口‥元湯の方はホテルの浴室といった雰囲気でしたが、こちらはまさに銭湯の雰囲気。
これがまた良い味を出しています。
さっそく中へ入りました。
脱衣所から入ると右の壁沿いに湯船が並んでいます。壁に一面浦島太郎のタイル画が描かれているのが面白いですね。
浴室奥から脱衣所に向かうと、このような感じ。
この後ろに、地下水をかけ流ししている水風呂もあります。
写真手前が超音波風呂(約38℃)、隣が泡風呂(約38℃)、その奥(脱衣所から入って一番手前)がかけ流しの湯船です。
こちらがかけ流しのメインの湯船です。
8-10人ほど入れそうな大きさで、正座して入ってもぎりぎりの深めの湯船になっています。
ウーロン茶色のお湯で、底まで見ることができません。
湯口は湯船の中にあり、湯温は約41℃でした。
分析書は新しくなっており、その平成20年11月の分析書によりますと、こちらの温泉は「帯広温泉(3号井)」。
泉温42.8℃、湧出量毎分140リットル(動力)。
pH9.0、蒸発残留物0.423g/kg、成分総計0.567g/kg。
泉質はアルカリ性単純温泉。
主成分は重曹となります。
以前の分析書では泉温44.3℃、湧出量毎分510リットル。
pH8.7、蒸発残留物0.413g/kg。
泉質は同じくアルカリ性単純温泉でした。
成分はあまり変わっていないのかもしれませんが、湧出量が大幅に減っているところが気がかりです。
湯使いは、かけ流しの湯船は源泉そのままで、湯船には湯の花が舞い、良く温まるお湯でした。
超音波風呂と泡風呂は循環あり。ただし、お客さんから苦情が出たとのことで殺菌はしていません。少々心配にはなりますが、その為浴感はかけ流しの湯船とほとんど一緒です。
写真で分かりにくいですが、カランが温泉です。
余談ですが‥
休憩室の「新機種と入れ替えました」という風には見えないマッサージ器‥近づくと確かに古くはなさそうで、そのギャップがおかしかったです(笑)
入浴料は420円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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この記事へのコメント
無題
公衆浴場の方は、ぬる湯と主浴槽、サウナも楽しめるのでお得感があります。サウナはかなり高温でした。
無題
こんにちは〜。
日曜日はさくらさんも帯広でしたか^^
帯広温泉ホテルの公衆浴場は結構あの雰囲気が気に入っています。
元湯よりゆっくり入れるかもしれませんね(笑)
1日温泉三昧したいと思ったら、まず頭に浮かぶのは私も帯広か白老です(笑)
どちらかに住んでもいいと思うくらいですね^^;
白老はだいぶ進みましたが、帯広市内はまだまだ行っていないところの方が多いので、常に頭にあります(笑)
日曜日は私も十勝にいて、こちらはヌプントムラウシ温泉→鹿追チーズ工房→帯広みすゞでラーメン→ホリデーイン十勝川で入浴(HO利用)と動いていました。
十勝は温泉もグルメスポットも沢山あって、選ぶのに苦労しますね^^;
無題
こないだは、帯広温泉の裏の通りにある「とんげん」でカツを食べました。 写真で見た感じはゴリゴリに見えますが、実際は全く違う・・・^^
8時過ぎなのに次々お客は来ているし、帯広の名店なんですねぇ。
クランベリーのスイートポテト、これもよく買って帰ります(笑)
無題
「とんげん」、早速検索してみました(笑)
かなり評判がよいお店のようで・・行ってみたいです。
クランベリーのスイートポテトはよく耳にするんですが、まだ食べたことがありません^^;
特にスイーツは、札幌と比べると全体的に安いですね。
しかも美味しい(笑)
他の食べ物も、札幌とは違う独自の展開をしているようで興味深いです。
来月また向こうへ行く予定があるんですが、楽しみです^^
無題
温泉分析書の話題がありましたので、首を突っ込みたくなりました(笑)。
確か、温泉改正法施行直後に、受付横の壁に追加4項目情報と一緒に温泉分析書のコピーも張ってあったのですが、いつのまにか撤去して温泉分析書別表のみとなりました。実際には、ホテルカウンター内の額縁に温泉分析書(3号井)が飾ってあるので、見せてくれとはいいづらい感じです。 簡単な温泉分析書が元湯側にボードとして掲示されてはいますが、イオン等は載っていません。
温泉分析書では帯広温泉3号井となっていますが、3号井は資料を当たっているうちに、廃井になっていることが判明しました。現在は4号井を使用しているはずです。そのへんのことをオーナーに訊いたところ、古いことなので分からないとのコメント。
温泉分析書で源泉の情報を知りたいのに、廃井した温泉分析書を掲示している無神経さに愕然としました。本来であれば、保健所もチェックしなければならないのに、うやむやにしているのが現状です。
無題
ダベさん、初めまして〜。
詳細なコメントありがとうございます^^
(コメント・トラバ共に承認制にしておりまして、お手数おかけしました^^;)
そうですか、こちらの分析書は全くあてにならないんですね^^;
4号井の分析書は持っていないんでしょうか‥かけ流しの湯船がありますから、堂々と掲示してもよさそうな気がしますが(笑)
使用しているお湯について利用者が見られる情報は分析書だけですから、そこはきちんとして貰いたいですね。
後ほど本文にその旨追加で書いておこうと思います。
ありがとうございます〜。
無題
新たに掘削した温泉の利用時には知事に提出する許可申請に温泉分析書が添付されるはずなので、控えがあってもおかしくないのですが、4号井の温泉分析書をどこかに仕舞ったまま分からなくなったのかもしれませんね。
ちなみに、温泉旅がらすさんが「ホテルパコ帯広」で撮った温泉分析書別表を見ましたが、源泉名が帯広温泉になっていたので、帯広温泉からタンクローリーで運んでいるのが判明しました。
無題
きちんと掲示しなければいけないのは当然ですが、少なくともカウンターに分析書の写しを保管しておくくらいはして欲しいですね。
保健所にもしっかりしてもらわないと・・^^;
「ホテルパコ帯広」の件は拝見しておりました。
他の施設に提供できるということは、4号井も結構な湧出量があるのでしょうね。
(運ぶ頻度にもよりますが)