+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
富士の湯温泉
北海道室蘭市。
一通が多くてちょっと分かりにくかったのですが、無事発見。
近くには昔からの飲み屋街がちらほらと並んでいました。
そんな場所に建つ温泉銭湯です。
初めて立ち寄ったのですが、外観はまだ新しい感じがします。
入口が男女別れていたので入ると・・
中で繋がっていました(笑)
女湯の入口の向こうが休憩スペースになっているようです。
明るくて広々しています。
男湯の入口付近には「ヘルスセンター入口」がありました。
これは建物の2階にあり、利用料も若干高め。
家族風呂のようですが、確かめられませんでした^^;
ということで、脱衣所へ入ります。
脱衣所に入ってすぐに分析書が掲示されていました。
脱衣所に入ると、昔ながらの銭湯の香りがしてきます。
ロッカーもありますが、大抵の方が脱衣かごを使用。
電源は入っていませんが、時代を感じるマッサージチェア。
そんなのをゆっくり見てから浴室に入りました。
浴室は昔のまま、という雰囲気ですね。
入って左右両側と真ん中に洗い場、その正面奥が浴槽です。
浴槽の壁一面には、アルプス山脈をイメージしたようなタイル絵。
見たところこの絵は女湯の方まで続いているようで、かなりの大作です。
浴槽は、この写真の左側がちょっと深めの主浴槽、
それに繋がる右側がジェットバスになっていました。
さらに写真には写っていませんが、向かって左側に1-2人用の小さなため湯の温い浴槽が一つありました。
主浴槽では塩素臭はほのかにする程度です。
掲示されていた分析書によると、こちらのお湯は泉温29.8℃、pH9.3のアルカリ性単純温泉。
成分総計は0.502g/kgで、食塩成分が若干入っています。
浴槽のお湯は加温・循環・塩素殺菌。
なので、それほどつるつる感はありませんでした。
こちらの洗い場は、壁際の左右両側にシャワー付きが並び、中央部分はカランのみ。
これが銭湯らしくていいのですが、誰も使ってませんでした^^;
この写真の奥にシャワーヘッドが見えるのが分かるでしょうか。
なぜかここだけ離れて洗い場が一つあるのですが、何人もの方が焼酎の入っていた大きいペットなどを持ち込んで、そのカランから水を汲んでいました。
カランのお湯にはつるつる感があるので、恐らく温泉水を利用しているものと思います。
それを持ち帰っているのでしょうね。
さて、外観はまだ新しくきれいなこの銭湯なのですが・・
48年間の営業を、2008年3月31日で終えました。
原因は重油の高騰と、ボイラー等の設備の更新に多額の費用がかかるため。
脱衣場には、感謝の気持ちとして飴がおいてありました。
脱衣場にいたとき、番台の方とお客さんが話しているのが聞こえていましたが、来る方来る方みんなが別れを惜しんでおり、地元の方に愛された銭湯だったのだろうと感じました。
私も一言かけようと思ったのですが・・
番台の奥さんが女湯の脱衣場の中で話をしていたようで、番台は無人(苦笑)
静かに出てきました。
48年間、お疲れ様でした。
入口が男女別れていたので入ると・・
中で繋がっていました(笑)
女湯の入口の向こうが休憩スペースになっているようです。
明るくて広々しています。
男湯の入口付近には「ヘルスセンター入口」がありました。
これは建物の2階にあり、利用料も若干高め。
家族風呂のようですが、確かめられませんでした^^;
ということで、脱衣所へ入ります。
脱衣所に入ってすぐに分析書が掲示されていました。
脱衣所に入ると、昔ながらの銭湯の香りがしてきます。
ロッカーもありますが、大抵の方が脱衣かごを使用。
電源は入っていませんが、時代を感じるマッサージチェア。
そんなのをゆっくり見てから浴室に入りました。
浴室は昔のまま、という雰囲気ですね。
入って左右両側と真ん中に洗い場、その正面奥が浴槽です。
浴槽の壁一面には、アルプス山脈をイメージしたようなタイル絵。
見たところこの絵は女湯の方まで続いているようで、かなりの大作です。
浴槽は、この写真の左側がちょっと深めの主浴槽、
それに繋がる右側がジェットバスになっていました。
さらに写真には写っていませんが、向かって左側に1-2人用の小さなため湯の温い浴槽が一つありました。
主浴槽では塩素臭はほのかにする程度です。
掲示されていた分析書によると、こちらのお湯は泉温29.8℃、pH9.3のアルカリ性単純温泉。
成分総計は0.502g/kgで、食塩成分が若干入っています。
浴槽のお湯は加温・循環・塩素殺菌。
なので、それほどつるつる感はありませんでした。
こちらの洗い場は、壁際の左右両側にシャワー付きが並び、中央部分はカランのみ。
これが銭湯らしくていいのですが、誰も使ってませんでした^^;
この写真の奥にシャワーヘッドが見えるのが分かるでしょうか。
なぜかここだけ離れて洗い場が一つあるのですが、何人もの方が焼酎の入っていた大きいペットなどを持ち込んで、そのカランから水を汲んでいました。
カランのお湯にはつるつる感があるので、恐らく温泉水を利用しているものと思います。
それを持ち帰っているのでしょうね。
さて、外観はまだ新しくきれいなこの銭湯なのですが・・
48年間の営業を、2008年3月31日で終えました。
原因は重油の高騰と、ボイラー等の設備の更新に多額の費用がかかるため。
脱衣場には、感謝の気持ちとして飴がおいてありました。
脱衣場にいたとき、番台の方とお客さんが話しているのが聞こえていましたが、来る方来る方みんなが別れを惜しんでおり、地元の方に愛された銭湯だったのだろうと感じました。
私も一言かけようと思ったのですが・・
番台の奥さんが女湯の脱衣場の中で話をしていたようで、番台は無人(苦笑)
静かに出てきました。
48年間、お疲れ様でした。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。
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この記事へのコメント
無題
室蘭まで行こうと思っていたのですが
ちょっと風邪をひいていたので
野湯めぐりへと変更してしまいました
銭湯が無くなっていくのは
妙な悲しさを感じてしまいます・・・
無題
レスお待たせしました^^;
少しブログから離れておりました・・
ここは時間があまりなくて・・もしたっぷり時間があれば家族風呂まで行けたんですけど^^;
札幌市の森林公園温泉も今週いっぱいで閉館なんですよね・・閉鎖の話ばかりで残念です。
でも、この流れは止まらないような気もしますね。