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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
原生亭
- 2009/09/10 (Thu)
- 温泉紹介-網走 |
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建物に入り、ご主人に湯銭を払って奥へ進みます。
5年ぶりであることを伝えると笑顔で迎えていただきました。
中の様子は何となく覚えていて、懐かしい感じがします。
湯殿は廊下を進んだ奥にあります。ここまで来ると、記憶が蘇ってきますね。早速中へ入りました。
こちらが脱衣所です。
十分なスペースがある、木の棚だけの脱衣場です。
浴室も以前と全く変わらない姿でした。
5-6人ほどは入れそうな大きさで、湯船の中で43.3℃。
比較的小さな浴室で、洗い場部分のスペースは広くありません。湯船に入っていると洗い場で体を流している方のシャワーの飛沫が結構かかってしまうくらいですので、複数人数がいると少し気を遣います^^;
でも、お湯は大変素晴らしいです。
湯口は湯船の中にあり、時々お湯が多めに出てきます。通常は湯船の切欠き部分からのみお湯が溢れていますが、湯口からお湯が出ると表面には白い泡のような気泡でいっぱいになり、湯船全体からお湯が溢れました。
ロビーには平成元年の分析書が掲示されていますが、脱衣場には最新の平成20年12月の分析書があります。
それによりますと、こちらの温泉(138-007)は源泉名「原生亭」。
泉温50.2℃、湧出量は毎分260リットル(動力揚湯)。
pH8.2、蒸発残留物1.245g/kg、成分総計1.681g/kgです。
泉質は含食塩-重曹泉です。
保健所確認シールは「該当なし」。
このお湯をそのままかけ流しで使っています。
腐植質が10.8mg/kg含まれ、湯船の底が見えないくらいの黒いモール温泉で、ほのかなモール臭が心地よく感じられました。
メタ珪酸が210.9mgも含まれるしっとり柔らかいお湯で、浸かれば泡つきが良く、肌を撫でるのが楽しくなる程のヌルヌル感があります。あっという間にたくさん汗をかく、しっかり利くお湯です。
あがってからもしばらく汗が引きませんでした。
昭和の香りがするシンプルな湯殿で、素晴らしい浴感のお湯を再びいただくことができました。とても満足できる温泉でした。
入浴料は300円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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