+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
寿苑
滝湯温泉は、元々は冷泉を沸かして使っていたようです。
「約19度の単純硫化水素泉を利用していた」と手元の資料には書かれています。
その後ボーリングによって高温泉が湧出、昭和53年に「近辺の農家の人が町から温泉の分湯を受け、寿園という湯治場を始めた」と続いていました。
さて、その寿苑です。
玄関で湯銭を払い、中へ入ります。
そのまま脱衣所へ行くわけですが・・温泉宿というより民家そのままという雰囲気で、そのシンプルさが期待を高めます(笑)
脱衣場入口です。
脱衣所に入る前に掲示されている分析書をチラ見し、中へ。
小さな棚に脱衣カゴが数個並ぶ、いたって庶民的な脱衣場。
浴室からは常に水の流れる音が聞こえてきます。
こちらが湯船です。
3人入ればいっぱいくらいの小さなものが一つのみ。
湯船の中で一部女湯と繋がっています。
お湯は湯船からオーバーフローしています。
男女を隔てるガラスの壁が何とも風流です。
湯口からは常にお湯が注がれています。
コップが置いてあるので飲んでみました。
初めて行った時はわずかにタマゴ臭がしましたが、再訪時はほとんど香りもなく‥全くクセがなく飲みやすいお湯です。
こちらが洗い場です。
シャワーはなく、源泉が流れる蛇口とお湯をためるタライが一つ。ここからお湯を汲んで使います。
湯船の中で、温度は約41℃。
肌触りが非常にぬるぬるつるつるで、浸かるとその浴感に嬉しくなってくる、素晴らしいお湯です。体も良く温まり、あがってからもしばらく汗が出ていました。
掲示されている昭和51年10月の分析書によれば、こちらのお湯は源泉名「町営2号井」。
泉温45.0℃、湧出量「自噴 微量」と記載。
ただしその上の行に「掘削井(1000m)、動力による揚湯」とも記載されており、食い違っているようにも思えます。
pH9.6、蒸発残留物0.275g/kg、成分総計0.3568g/kg。
泉質は単純硫黄泉です。
この分析書は古く、現状でどうなっているのかは分かりません。滝ノ湯2号泉・3号泉の混合泉を使っているすぐ近くの滝の湯センター夢風泉と同じお湯なのか違うのか、興味深いところです。
湯治場らしく、素泊まりでの宿泊料金も夏季2200円と格安。
立ち寄りでも、何度も訪問したいと思える一軒です。
日帰り入浴料は250円です。
「約19度の単純硫化水素泉を利用していた」と手元の資料には書かれています。
その後ボーリングによって高温泉が湧出、昭和53年に「近辺の農家の人が町から温泉の分湯を受け、寿園という湯治場を始めた」と続いていました。
さて、その寿苑です。
玄関で湯銭を払い、中へ入ります。
そのまま脱衣所へ行くわけですが・・温泉宿というより民家そのままという雰囲気で、そのシンプルさが期待を高めます(笑)
脱衣場入口です。
脱衣所に入る前に掲示されている分析書をチラ見し、中へ。
小さな棚に脱衣カゴが数個並ぶ、いたって庶民的な脱衣場。
浴室からは常に水の流れる音が聞こえてきます。
こちらが湯船です。
3人入ればいっぱいくらいの小さなものが一つのみ。
湯船の中で一部女湯と繋がっています。
お湯は湯船からオーバーフローしています。
男女を隔てるガラスの壁が何とも風流です。
湯口からは常にお湯が注がれています。
コップが置いてあるので飲んでみました。
初めて行った時はわずかにタマゴ臭がしましたが、再訪時はほとんど香りもなく‥全くクセがなく飲みやすいお湯です。
こちらが洗い場です。
シャワーはなく、源泉が流れる蛇口とお湯をためるタライが一つ。ここからお湯を汲んで使います。
湯船の中で、温度は約41℃。
肌触りが非常にぬるぬるつるつるで、浸かるとその浴感に嬉しくなってくる、素晴らしいお湯です。体も良く温まり、あがってからもしばらく汗が出ていました。
掲示されている昭和51年10月の分析書によれば、こちらのお湯は源泉名「町営2号井」。
泉温45.0℃、湧出量「自噴 微量」と記載。
ただしその上の行に「掘削井(1000m)、動力による揚湯」とも記載されており、食い違っているようにも思えます。
pH9.6、蒸発残留物0.275g/kg、成分総計0.3568g/kg。
泉質は単純硫黄泉です。
この分析書は古く、現状でどうなっているのかは分かりません。滝ノ湯2号泉・3号泉の混合泉を使っているすぐ近くの滝の湯センター夢風泉と同じお湯なのか違うのか、興味深いところです。
湯治場らしく、素泊まりでの宿泊料金も夏季2200円と格安。
立ち寄りでも、何度も訪問したいと思える一軒です。
日帰り入浴料は250円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。
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無題
いい温泉ですよね〜^^
あのなんと言うか館内や温泉のレトロ(?)な雰囲気が好きです♪
また近くの“あの温泉”は行きましたか?
潰れてしまった後に行ったんで尻湯しかできませんでした^^;
無題
確かにいい温泉でしたね〜
雰囲気もお湯もかなり気に入りました^^
ここに行ったのはたまたまだったので、近くの温泉にはどこも行ってません^^;
あの温泉には、なくなる一年前くらいに一度入っています。
その後は行ってないですね^^;
無題
☆の「イチ押し」に入浴されたんですね。
ここは温根湯温泉郷に はずれていますが いつ行っても良い湯で お気に入りなんですよ。
つるつる感が秀でています。
浴室の床が滑る感じになっちゃいますよね〜〜
無題
おはようございます〜。
寿苑、私もど真ん中ストライクです(笑)
本当につるっつるのお湯で、確かに床が滑りますね。
250円の贅沢ですね(笑)
実はここに立ち寄った時は仕事帰りだったんです。
帰り道の途中で、タオル1本だけ持って入れるのはここしかないだろうと、コンビニでタオル買って行きました(笑)
でも行って正解でした☆
諸事情により今月からしばらく温泉巡りは活動縮小しますが、湯巡り戦線に復帰したら是非また行きたいですね〜。
無題
素晴らしいお湯でした。味も香りもなく、とろとろ柔らかいお湯で、結構長く入っていられました。その後の汗がすごかったです。お湯の力なんですね! 不思議な体験ができました^^
無題
さくらさんも行かれたんですね^^
ここは本当に良いお湯ですよね〜^^
入った後の感想は、さくらさんと全く一緒です(笑)
先日すぐ近くの「静林荘」に行きましたが、あのとろとろ感はあまり感じなくて、寿苑の良さを知ってしまった後なのでちょっと物足りなく思うくらいでした^^;
無題
昔から知っていましたが。(^^;
昔と変わらずでした。
あの怪しさは健在ですね。会長は更に気に入りました。
隣のニュー静林荘と同じ温泉分析表で共同配湯なんでしょうね。
ツルツル度は結構なものでした。(^^)v
無題
ここのツルツル感はかなりのものですね^^
近くにあったら絶対に通いたくなるお湯です(笑)
観光協会のサイトなどにも全然出てきませんが、その怪しさも魅力のうちということで^^;