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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
展望温泉パノラマ
- 2008/08/14 (Thu)
- 廃業・休業温泉 |
- CM(2) |
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ここが目的地です。
小樽港のフェリーターミナル。
ここの中にある温泉施設に立ち寄ってみました。
今回は「HO」のクーポン利用です。
中に入ると、温泉の案内もちゃんとありました。
お昼の時間帯に中断するものの、朝の4時半から営業しています。
きっとフェリー利用者には便利なのでしょう。
受付は建物の5階ということで、早速エレベーターへ。
5階には受付と女性用の浴室があります。
男湯はそこから階段で降りていった4階です。
受付で料金を払い、バスタオルとフェイスタオルを渡されて下に向かいました。
4階に着きました。
暖簾をくぐると左右に分かれています。
左側を覗くと・・
なぜかミニシアターのような場所でした。仮眠室かもしれません。
右側の方が脱衣スペースでした。
脱衣所は広々としていて清潔感も十分ですね。
分析書を眺めてから、早速浴室へ入りました。
浴室内も広々として、清潔感があります。
ちょうどフェリーの出入りがない時間帯だったためか、ほとんどの時間貸しきり状態で入ることができました。
6-7人は入れそうなジャグジー。
こちらが主浴槽です。
軽く10人ほどは入れそうな長方形の浴槽でした。
大きなガラス窓のおかげで、景色も見えます。
向こうに小樽の街の明かりが見えていました。
もう少し時間が早かったら、もっと綺麗だったかも・・と思います。
海に面した高い建物ですから、晴れた日はこの窓からきれいに海が見えるでしょうね。
あと、サウナと水風呂もありました。
脱衣場に掲示されている昭和62年5月の分析書によると、こちらのお湯は源泉名「三〼」。
源泉温度62.0℃、湧出量は毎分65リットル。
pH7.3、蒸発残留物2.306g/kg、成分総計2.698g/kg。
泉質は含重曹-芒硝泉です。
湧出地はここではなく、運び湯です。
そのため湯使いは、加温・循環・塩素殺菌あり。
塩素臭はそれほど強いものではありませんでした。
どれくらいの頻度で運んでいるのか知りたいところですが、その情報はありません。
浴槽内は体感で42℃ほど。体は温まりました。
印象としては、落ち着いた感じで中もきれい。
また、タオルも貸してもらえるので手ぶらでも大丈夫。
フェリーの中にもお風呂がありますが、長い船旅の前後にゆっくりするにはちょうど良いスペースなんだろうなと思いました。
あがる頃にトラックの運転手と思われる方が入ってきたり、あがって受付に戻ると旅行者と思われる女性のグループがいたりして、結構混んできていました。
外にタクシーが列を成していたので、フェリーが入港する前だったのでしょうね。
入浴料は800円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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この記事へのコメント
無題
「運び湯」という言葉を初めて知りました。
一か月に一度しか運ばない温泉なら、毎日入れ替える水道水の方がいいです(^^;)
無題
「運び湯」という言い方が正しいのか分かりませんが、あまり考えないで使っていました^^;
松田教授は「タンクローリー湯」と呼んでますね。
その教授の本の中に、2003年某日の中日新聞の記事が引用されているのですが・・
(愛知県内の温泉施設)「278施設のうち95施設が県内のほか岐阜、三重、長野県の源泉からタンクローリーで温泉を運搬して利用。
運搬頻度は月に1回が28ヵ所、1週間に1度が11ヵ所、毎日が2ヵ所、不定期が54ヵ所だった。
県自然環境課は『湯の交換が適正にできているか若干心配があり、事業者には十分注意してもらうよう指導していく』としている」
と書かれています。
今も変わらなければ、愛知県内の「天然温泉」施設の1割は、月に1度しかお湯を交換していないことになりますね。
自宅のお風呂ではこんなことはできません。
当然、温泉としての効果は皆無でしょう。
とんでもない話です(苦笑)
でも、1ヶ月使い回ししたドブ臭いお湯でも、循環の機械を通ると「透き通ったきれいな天然温泉」に化けてしまうのですから、業者にとっては便利なもんです。
それで「若干心配」と言っている県もおかしいのですが。。
らくさんの仰るとおり、そんなお湯に入るより、毎日お湯を取り替える自宅のお風呂に入る方がずっと良いです(笑)