+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
伊藤旅館ひかり温泉
北海道壮瞥町。
蟠渓温泉の1軒です。
昨年から少しずつ蟠渓温泉に入り直していましたが、今回はここに立ち寄りました。
当ブログには家族風呂のジャンルがあるので、この記事ではそれ以外のところを載せたいと思います。
この宿には、男女別の浴室が2箇所ずつと家族風呂があります。
どれも入り口は別なので、1件の宿の中で湯巡りできます(笑)
まずは館内手前にある男女別の石風呂から。
先日立ち寄ったときは既に夕方だったため、写真は数年前のものです。
・・が、全く変わっていませんでした(笑)
こちらは元々露天風呂だったようで、広さもあり温度も低め。
洗い場は1つしかありませんが、湯船には10人くらいは優に入れそうです。
先日はここに入ったときには既に日没を過ぎており、浴室内の照明もあってないような暗さで、すぐに出てきてしまいました^^;
そして館内の奥には、男女別の内湯があります。
こちらが半だ円形の「ぬる湯」です。
温度は体感で41-42℃くらいでしょうか。
5‐6人ほどは入れそうです。
湯船の中に仕切りがない後つけ感たっぷりの壁からは、元混浴だった昔の姿を想像することができます。
壁に書かれている絵と「蟠渓ひかり温泉音頭」がいい味を出していますね(笑)
そして、こちらが「あつ湯」。
温度を測ってみると、約45℃ありました。
それでも熱すぎることはなく、気持ちよい温度です。
あつ湯の湯口ですが、成分が付着しています。
脱衣所も暗かったため、分析書もよく見ずに来てしまいましたが・・
分析書は以前来たときより新しくなっていました。
撮ってきた写真もぼけていて読みにくいのですが・・泉温67.3℃、pH7.5、成分総計1.017g/kgの含石膏-食塩泉です。
それぞれの湯船で、温度調節のため加水されています。
どの湯船もかけ流しです。
湯触りは柔らかめで、入っていると汗がじわっと出てくるお湯でした。
ここのぬる湯に入りながら、洞爺から来られたという先客のご主人と洞爺の観光談義に。
そのご主人が仰るには・・
"洞爺湖は宿泊客が減っていて、個人客がレンタカーで来て景色を見て通過するだけの場所になりつつある。
その代わりにアジア人が来ているものの、外国人が来ると日本人の観光客は減るし、外国人観光客そのものも円高の影響で減っている。
そのうえ、蟠渓温泉と違って洞爺はいったん温泉を沸かしている(混合した後加熱してから配湯している)からお湯は良くないし、料理なんて包丁を使わない。
ハサミで(バックを)開けて箸で並べるだけ。
結局添乗員(エージェント)に何割もお金を持っていかれるから、そんな安い冷凍食品しか出せないし、利益も出ない。
食事が悪いから、結局コンビニで食べる物を買う人が多い。
さらに、ホテルは宿泊客を外に出さないようにしているし、仮に出てもすごいお金がかかってしまう。
それじゃ宿泊客はまた来たいとは思わない"
つい先日の札幌国際大学の講座や、丁度今読み直している本で見聞きした内容と似ていました^^;
もちろん、全部がそんな宿ではないでしょう。
ただ、観光学を学ばずとも、現場で観光業に関わっておられる方できちんとした目をお持ちの方は同じ結論に達するんだなぁ・・と興味深く思いながら会話を楽しみました。
お湯そのものよりも、そんな話をしていた時間の方が嬉しかったりして(笑)
そんな矢先、まさにその洞爺に関する記事が目に入りました。
なんてタイムリーな・・(笑)
あっ、こちらの入浴料は400円です。
浴室そのものはだいぶ鄙びていて苦手な方もおられるかもしれませんが、この雰囲気は個人的には結構好き。
ただ、今回はお湯に浸かることについては消化不良気味だったので、再訪したいです。
この宿には、男女別の浴室が2箇所ずつと家族風呂があります。
どれも入り口は別なので、1件の宿の中で湯巡りできます(笑)
まずは館内手前にある男女別の石風呂から。
先日立ち寄ったときは既に夕方だったため、写真は数年前のものです。
・・が、全く変わっていませんでした(笑)
こちらは元々露天風呂だったようで、広さもあり温度も低め。
洗い場は1つしかありませんが、湯船には10人くらいは優に入れそうです。
先日はここに入ったときには既に日没を過ぎており、浴室内の照明もあってないような暗さで、すぐに出てきてしまいました^^;
そして館内の奥には、男女別の内湯があります。
こちらが半だ円形の「ぬる湯」です。
温度は体感で41-42℃くらいでしょうか。
5‐6人ほどは入れそうです。
湯船の中に仕切りがない後つけ感たっぷりの壁からは、元混浴だった昔の姿を想像することができます。
壁に書かれている絵と「蟠渓ひかり温泉音頭」がいい味を出していますね(笑)
そして、こちらが「あつ湯」。
温度を測ってみると、約45℃ありました。
それでも熱すぎることはなく、気持ちよい温度です。
あつ湯の湯口ですが、成分が付着しています。
脱衣所も暗かったため、分析書もよく見ずに来てしまいましたが・・
分析書は以前来たときより新しくなっていました。
撮ってきた写真もぼけていて読みにくいのですが・・泉温67.3℃、pH7.5、成分総計1.017g/kgの含石膏-食塩泉です。
それぞれの湯船で、温度調節のため加水されています。
どの湯船もかけ流しです。
湯触りは柔らかめで、入っていると汗がじわっと出てくるお湯でした。
ここのぬる湯に入りながら、洞爺から来られたという先客のご主人と洞爺の観光談義に。
そのご主人が仰るには・・
"洞爺湖は宿泊客が減っていて、個人客がレンタカーで来て景色を見て通過するだけの場所になりつつある。
その代わりにアジア人が来ているものの、外国人が来ると日本人の観光客は減るし、外国人観光客そのものも円高の影響で減っている。
そのうえ、蟠渓温泉と違って洞爺はいったん温泉を沸かしている(混合した後加熱してから配湯している)からお湯は良くないし、料理なんて包丁を使わない。
ハサミで(バックを)開けて箸で並べるだけ。
結局添乗員(エージェント)に何割もお金を持っていかれるから、そんな安い冷凍食品しか出せないし、利益も出ない。
食事が悪いから、結局コンビニで食べる物を買う人が多い。
さらに、ホテルは宿泊客を外に出さないようにしているし、仮に出てもすごいお金がかかってしまう。
それじゃ宿泊客はまた来たいとは思わない"
つい先日の札幌国際大学の講座や、丁度今読み直している本で見聞きした内容と似ていました^^;
もちろん、全部がそんな宿ではないでしょう。
ただ、観光学を学ばずとも、現場で観光業に関わっておられる方できちんとした目をお持ちの方は同じ結論に達するんだなぁ・・と興味深く思いながら会話を楽しみました。
お湯そのものよりも、そんな話をしていた時間の方が嬉しかったりして(笑)
そんな矢先、まさにその洞爺に関する記事が目に入りました。
なんてタイムリーな・・(笑)
あっ、こちらの入浴料は400円です。
浴室そのものはだいぶ鄙びていて苦手な方もおられるかもしれませんが、この雰囲気は個人的には結構好き。
ただ、今回はお湯に浸かることについては消化不良気味だったので、再訪したいです。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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※ブログ移転&前PCのHDDクラッシュに伴い、過去の記事の画像がない状態が続いております。随時大きなサイズで画像を記事に戻しておりますので、ご容赦ください。
※当コンテンツの無断転載を禁止いたします。画像を使用する場合は管理人にお申し出下さい。
※コメントは承認制となっております。
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無題
面識はありませんが、某所では私の先輩に当たる方でした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
無題
テレビの超秘湯探索番組では必ずと言って良いほど登場されていたのが野口さんでしたね。
ご冥福をお祈りいたします。(合掌)
無題
おはようございます〜。
野口氏が亡くなられたことはネット版の新聞社のサイトでニュースになっていました。
ご本人のブログにも、同じ内容の記事がスタッフにより書かれています。
その直前の記事まではとてもお元気そうでしたので、驚きました…。
テレビでも見かける顔でしたので、ご存じの方も多いと思いますが‥残念です。
無題
前に家族風呂を利用したことがありますが、男女別の方は入ったことがないので今度行きたいと思います。
洞爺観光の話、おもしろいですね。なるほどと思いました。
登別も円高の影響で観光客が減ったそうです。
海外のお客さんを呼び込むのもいいですが、その前に日本の客に満足される宿を目指してはどうかと思います…。
そのご主人の話は、まったくそのとおりだと思います。
前にその手の大型ホテルに泊まった時、朝食バイキングで海外の団体さんで溢れ返っておりとても居心地が悪かったです。
海外客を敬遠するわけではないんですが、もう少し宿側の配慮があってもいいんじゃないかなと思います。
洞爺温泉街よりも、うら洞爺の鄙びたキャンプ場に泊まる方が北海道を満喫できると思います!
無題
周りのばんけい温泉の施設が綺麗に治されている中で、いまも変わらない昭和レトロたっぷりの温泉施設。
こちらの「石風呂」は入浴場所によって体感温度が変わるから、ちょうどいい湯加減を探し出すのが楽しみです。
無題
おはようございます〜。
ひかり温泉は決して綺麗とは言えませんが、なかなかいい味を出していると私も思います(笑)
内湯でした洞爺観光の話、楽しかったです。
結局、団塊の世代の人たちが作り上げた古き悪しき習慣から脱却していないのだなぁ・・と話していて感じました。
これから日本の人口が減っていけば必然的に日本人観光客も減るでしょうから、海外からのお客さんは重要になってくるわけですが、それでも個人客相手にシフトしている宿は成功しています。
外国人観光客と一緒になることは仕方ないとしても、何か個人客に対して配慮が感じられれば、だいぶ印象が変わるでしょうね〜。
無題
ここの石風呂は女性側の方が狭いんでしょうか。
でも、なかなか良い湯船ですよね〜。
今回は以前に入れなかった家族風呂目的で行ったこともあり、石風呂はほとんど入れませんでした^^;
次回はもっとゆっくり楽しみたいです^^