+ green wing +
小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。
鯉川温泉旅館
湯めぐりパスのシールを一枚はがしてもらい、脱衣所へ向かいます。
建物は時代を感じるものですが、きれいに保たれています。
廊下を歩いているだけでわくわくしてしまいました(笑)
このドアの向こうが脱衣所です。
急いで浴室に入ると、2つ並んだ大きな湯船が浴室の真ん中にどーんとありました。
奥の湯船の方が小さく、温度が熱め。
大きさは5-6人が入れるくらいです。
手前の湯船は、奥の湯船から溢れたお湯です。
こちらは10人ほど入れるでしょうか。
この浴室に入るドアが2箇所あったので、元々は混浴だったのでしょう。
お湯はどんどん掛け流されていました。
かけ流される量が多くて、見てるだけでも楽しいです。
洗い場はこの湯船の左右に1箇所ずつ、計2箇所しかありません。
まさに温泉メインの浴室です。
そのため脱衣所にはこんな張り紙が。
中性のお湯ですし、かぶり湯としても効果があるでしょうね。
こちらが内湯の湯口です。
湯口の温度は45℃。
このあつ湯の方の湯船の中も45℃でした。
この時期、これくらいの温度の方が気持ちいいですね。
金気臭を感じ、弱いつるつる感もあるお湯でした。
浴室内にはこんな場所もあります。
聞いてくるのを忘れてしまいましたが、湧水なのかもしれません。
冷たい水でした。
さて、内湯のドアを開けて露天へ向かいます。
あまり暖かくはありませんが、マットの上には温泉が流されていました。
その向こうには、「滝見の湯」と呼ばれる露天風呂がありました。
滝は女湯からの方が眺めが良いようです。
この湯船も元々は混浴だったようで、1つの湯船を木製の塀で区切って使っています。
私としては、滝よりも鮮やかなオレンジ色に染まったこの湯口にとても惹かれました(笑)
湯口から出るお湯の温度は55℃。
湯船の中は44℃です。
もちろん掛け流しで、いつまでも入っていたくなる雰囲気でした。
あがる直前までずっと貸切状態だったので、かなりのびのびと楽しませていただきました^^
分析書によれば、こちらのお湯は源泉名「ニセコ昆布温泉(新泉)」。
泉温65.8℃、湧出量は毎分185リットル(動力)。
pH6.5、成分総計が3.692g/kgの含重曹-食塩泉です。
弱い塩味を感じるお湯で、体がよく暖まりました。
湯口の温度が内湯と露天で全然違うのですが、掲示では内湯が源泉そのまま、露天は差し水をしているとのことです(その割に温度は逆になっています・・)。
露天よりも内湯の方が金気臭が強いです。
建物そのものの雰囲気もかなり好みでしたし、湯使いも良く、本当にお湯を楽しめる宿でした。
入浴料は500円です。
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プロフィール
HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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この記事へのコメント
無題
何故かここが空白地帯 昨年何湯か回った程度で、函館にはよく行くのに不思議
湯巡りパスが有るのですね 情報有難うございます。
鯉川は泊まってみたい宿ですね 笑顔
コメント有難うございました。
遅くなりましたが今年も楽しみにしてます。
無題
おはようございます〜。
今年も宜しくお願いします。
ニセコ方面は私もよく通るんですが、手付かずでした。
遠出できなくなった時のためにとっておきたかったのもありますが、そろそろいいかなと思いまして^^;
鯉川さんは泊まっても楽しそうですね。
宿泊を選択肢に入れられる方が羨ましいです^^;