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小さなオープンカーで北海道の温泉を巡る、道産子の入湯記録。

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はにうの宿

外観

北海道音更町。
正確には音更サイクリングターミナル「はにうの宿」といい、ペットと一緒に宿泊もできる、十勝川温泉の1軒です。
途別温泉に立ち寄った後、こちらでお湯をいただきました。

新しい建物だという勝手なイメージがあったのですが、行ってみると意外に鄙びが入った建物でした。
脱衣場入口
脱衣所の入口も、昭和の香りが漂います。
でも、これが逆に期待を持たせてくれます。

脱衣所はそれほど広くなく、木の棚に脱衣カゴが並ぶタイプでした。
壁には湯使いに関する掲示がありましたが・・
掲示物
肝心なところが潰れていて見えないのはご愛嬌。

天井
浴室に入ると、どこか別の場所でも見たことがあるような雰囲気の高い屋根で、やっぱり昭和の雰囲気を感じます。

湯船
さて、こちらが湯船です。
露天風呂はなく、この内湯1つのシンプルな造りです。
けっこう大きな湯船で、写真手前に写っている手すりから前は浅湯、向こう側は深くなっており、深い部分だけでも15人ほどは入れそうでした。

湯口
こちらが湯口です。
湯船が大きいのでそんなに量が多いとは感じませんが、確かにお湯は湯船からオーバーフローしていました。
人が入って一度オーバーフローすると、回復するまでにちょっと時間がかかりますが・・。

こちらのお湯ですが、掲示されている分析書に源泉名の欄がないものの、手元の資料によれば「観月苑」や足湯などと同じ組合が配湯する源泉で、源泉名は「十勝川温泉(源泉名・笹井ホテル、共同一号井、町営3号の混合泉)」のようです。
ただ、他の施設と分析日が違うためか、若干分析書の内容が違っていました。

その掲示されていた平成15年3月の分析書によりますと、こちらのお湯は源泉名の項なし。
泉温53.9℃、湧出量※。
pH8.2、蒸発残留物1.411g/kg、成分総計1.5901g/kg。
泉質は含重曹-食塩泉です。
お湯を張るときだけ加水しており、その後は湯量の調節だけで源泉そのままだそうです。
循環ろ過・塩素殺菌はありません。

換気がしっかりしているためか浴室にお湯の香りはありませんでしたが、お湯を手ですくうと、ふんわり心地よいモール臭がします。
お湯の中には湯の花も舞っていました。
体感ですが、温度は湯口で約47℃、湯船の中で43℃ほどだと思います。
たいへん体の暖まるお湯で、あっという間に汗だくになってしまいました。

適度に時代を感じる雰囲気と明るい浴室も心地よく、多いときでも私の他に客が3人くらいしかいなくて、のんびりとお湯に浸かることができました。
どんどん出てくる汗を拭きながら、時間までゆっくり楽しみました。
いいお湯に浸かることができて良かったです^^

入浴料は320円です。

※こちらの宿は2012年1月30日をもって閉館となりました。
閉館のお知らせ
そのためカテゴリを変更しております。
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プロフィール

HN:
のん
性別:
男性
職業:
温泉愛好家&温泉ライター。温泉資格:温泉入浴指導員・温泉健康指導士・温泉ソムリエマスター・温泉観光士・温シェルジェ・温泉観光実践士・温泉観光管理士・高齢者入浴アドバイザー。
趣味:
湯。翼。
自己紹介:
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